荒川のシカ「ぞうの国」へ しかと届いた「殺さないで」の声700件

2020年6月9日 07時06分

市原ぞうの国に引き取られたシカ(足立区提供)

 足立区は八日、荒川河川敷で捕獲されたシカを、千葉県市原市の民間動物園「市原ぞうの国」に移送したと発表した。シカは今後、ぞうの国で飼育される。
 区によると、シカは雄で体長約一・五メートル。三日に千住署員らによって捕獲され、区が引き取り先を探したところ、ぞうの国が手を挙げた。「エスケープ(逃亡)していたから」として、「ケープくん」と名付けられる予定。
 ぞうの国は「シカの命を守るため、引き受けさせていただいた。検疫後、様子を見て皆さまと会える時期を決めさせていただく」とコメントした。ぞうの国によると、シカは落ち着いていて、人を怖がる様子もないという。
 引き取り先がなければ、殺処分の可能性があると報道されると、区危機管理部に、「引き取りたい」「殺さないで」などのメールや電話が約七百件あったという。 (砂上麻子)

関連キーワード

PR情報

東京の最新ニュース

記事一覧