猪鼻城跡で御城印発行 知名度向上狙い15日から

2020年2月11日 02時00分

15日から発売される猪鼻城跡の「御城印」=千葉市中央区の亥鼻公園で

 千葉市中央区の亥鼻公園の茶店「いのはな亭」で十五日から、猪鼻城(千葉城)跡の「御城印(ごじょういん)」の販売が始まる。御城印は近年、寺や神社で配られる御朱印と同様に各地の城で人気を集めているといい、地元史跡の知名度向上を図る。
 公園周辺の猪鼻城跡には、房総半島に勢力を広げ、鎌倉幕府成立にも貢献した千葉常胤(つねたね)(一一一八~一二〇一年)らの館があったと伝えられてきた。現在は公園内に、四層五階建て天守閣造りの市立郷土博物館が立っている。
 御城印には、月と星をかたどった千葉氏の家紋、同博物館前にある常胤公像が描かれている。一枚三百円(税込み)。三月には、収集用の「御城印帳」も二種類販売する予定。
 二〇二六年には、千葉氏が現在の同市緑区大椎町から同市中央区亥鼻に拠点を移し、町としての千葉誕生から九百年の節目を迎える。御城印を手掛けたいのはな亭の指定管理者「塚原緑地研究所」(同市美浜区)の担当者は「地元だけに限らず、県外の方に向けて町の礎を築いた千葉氏にスポットを当てたい。地域活性の手助けになれば」と期待している。 (太田理英子)

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