5教科出題範囲を縮小 都立高入試 中3漢字など除外

2020年6月12日 08時15分
 新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う休校の長期化を受けて、東京都教育委員会は十一日、来春の都立高校の入試では、中学三年で学習する内容の一部を出題範囲から除外すると発表した。
 休校状況などを考慮して出題の範囲や内容を工夫するよう、文部科学省が五月に都道府県の教委に通知を出していた。
 都教委では、中学三年生が七カ月程度で学習できる分量に出題範囲を限定する。具体的には、中学三年の教科書で学習する漢字(国語)、三平方の定理(数学)、関係代名詞(英語)などを除外する。
 都教委は区市町村の教委を通じ、生徒や保護者向けのリーフレットを配布する。出題範囲から除外される内容であっても、卒業するまでに学習することを求めていく。 (松尾博史)

◇出題範囲から除外する内容

<国語> 中3の教科書で学習する漢字
<数学> 中3で学習する内容のうち「三平方の定理」「標本調査」
<英語> 関係代名詞のうち主格のthat、which、whoおよび目的格のthat、whichの制限的用法 ※同様の働きを持つ接触節も
<社会> 公民的分野のうち『私たちと経済』の「国民の生活と政府の役割」、『私たちと国際社会の諸課題』
<理科> 第1分野『運動とエネルギー』の「力学的エネルギー」、『科学技術と人間』 第2分野『地球と宇宙』の「太陽系と恒星」、『自然と人間』

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