4年間の実績アピール、未達成公約には口重く 小池氏出馬会見

2020年6月13日 07時17分

記者会見で標語のパネルを掲げて東京都知事選への立候補を表明する小池百合子都知事=12日、東京都新宿区の都庁で

 東京都知事選の十八日の告示まで一週間を切った十二日、現職の小池百合子氏(67)がようやく開いた再選出馬会見。報道陣の前で小池氏は新型コロナウイルス感染症対策や四年間の都政の実績をアピールした一方、未達成の公約などについての問いに答えを避ける一幕もあった。
 
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 「東京大改革2・0。これまで進めてきた改革をさらに進めていく意味で、今回の出馬の決意を新たにした」。フラッシュを浴びながら、小池氏はボードを掲げるおなじみのスタイルで、晴れやかに訴えた。女性活躍の環境整備や行財政改革などの成果を強調。今後も新型コロナ対策に取り組むとし、「都民の命を守ると同時に、経済をよみがえらせ『稼ぐ』東京を実現する」と力を込めた。
 都知事選で現職が六日前に表明するのは極めて異例。小池氏は理由を「(コロナ対策費などの)補正予算が成立し、東京アラートを解除して休業要請のステップを上げ、一段落できた」と述べた。ただ現職知事の出馬表明後は通常、報道の露出が減るため「コロナ対策名目で引き延ばしたのでは」(自民都議)との皮肉も出ていた。
 自民党の自主投票には「(二階幹事長から)『形は問わない、しっかり応援する』との声をいただいており、都政で非常に心強い」。一方、前回知事選の公約で大半が未達成の「七つのゼロ」への自己採点を問われると、「都民に採点いただくもの」とかわし、実現していない「スギ花粉ゼロ」への質問には「揶揄(やゆ)する質問かと思う」とも。
 エジプト・カイロ大卒業という自身の経歴への疑惑報道から、卒業証書を示すよう求められると「カイロ大学が認めている。原本もすでに示した」としつつ、求めには無回答。再質問には「一人一問で」と遮った。 (小倉貞俊)

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