電通側と中小企業庁長官の懇親「問題ない」 梶山弘志経産相の会見(6月12日)

2020年6月13日 12時54分
中小企業庁の前田泰宏長官が米国で開いた「前田ハウス」と称したパーティーのチラシ。電通関係者も参加していた。

中小企業庁の前田泰宏長官が米国で開いた「前田ハウス」と称したパーティーのチラシ。電通関係者も参加していた。

 梶山弘志経済産業省は12日の記者会見で、持続化給付金の支給業務を受託した「サービスデザイン推進協議会」の幹部の元電通社員らと、海外で会食していた経産省中小企業庁の前田泰宏長官について、「問題ない」と答えた。

◆6月にも有識者検討会


 記者 持続化給付金の再委託のあり方について有識者を交えて検討する方針だが、現時点の方向性は。
 梶山経産相 国民の皆さまからさまざまな疑念が寄せられたことを踏まえ、今後の委託事業や外注の在り方について、より一層の透明性を高めたいと考えている。現在、検討会の人選、検討課題、スケジュールなどを事務的に検討しており、6月中に立ち上げるべく進めたい。

◆懇親会「倫理法上、問題ない」


 記者 週刊誌報道で、中小企業庁の前田長官と電通側の親密ぶりが指摘されている。
 梶山経産相 昨日の国会で前田長官本人が説明した通り、公務で米国出張した際に知人と宿泊したシェアハウスで開催した懇親会に電通の職員も居合わせたが、前田長官は他の参加者と同額の分担金を負担した。また、懇親会の参加者も大勢に上っており、国家公務員倫理法上の問題になるような点はないと事務方から報告を受けた。
 ただ、一般論として、幹部公務員、職位が上がれば上がるほど誤解を招かないように日頃から十分に注意をするべき、自覚を持つべきであると考えている。
 記者 前田長官を処分する考えはないか。
 梶山経産相 昨日の国会の発言、あの範囲ということであれば問題はないと思っている。

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