ようこそ!マイホームタウン つるの剛士 × 江の島

2017年5月10日 09時00分

今月の街先案内人

今回のゲストはタレントのつるの剛士さん。俳優にラジオDJ、歌手と幅広く活躍するつるのさんに、観光大使も務める地元、藤沢と江の島について魅力を語っていただきました!

きっかけは単純に「好きな子に振り向いてもらいたい」という気持ちから。

不純な動機で業界入りしたと話されるつるのさん。ある意味、とても純粋な動機だと思います。

俳優やタレント、歌手など幅広く活躍されていますが、この業界に入るきっかけは何だったのでしょう?
「自分の小学校に子役で活躍する女の子がいたんですけど、太秦の撮影所にばかりいるから、普段学校で見かけることは少ないんです。ところがテレビを観るとその子が出ている。当然、生徒みんなが知っている有名人なわけです。学校にいないのに、話題になる彼女の存在に対して、素直に凄いな~、と感じたんですよね。それで、当時好きな女の子がいて、自分も芸能界に入ったら、話題になるかも?という不純な動機です。だから僕は役者になりたいとか、歌手になりたいとかいう明確な目標があったわけではないんですよね…」

これまでのキャリアを振り返ると「一貫性が全くなくて、自分でもびっくりします」

これまでのキャリアのなかでターニングポイントのようなものはありましたか?
「ターニングポイントだらけです(笑)。最初のポイントはやっぱり『ウルトラマンダイナ』ですよね。それと『クイズ! ヘキサゴンII』そして『お笑い芸人歌がうまい王座決定戦スペシャル』に出させていただいたことかな?」

歌が苦手だったと言うつるのさん。「デーモン閣下に褒められたら、自信もっちゃうよね」

そもそも『歌うま』に出演されるきっかけは何だっだのでしょう?
「実は、僕はもともと自分の歌にコンプレックスがあったんですよ。ある番組の打ち上げで、カラオケに突入したんですけど、僕だけ歌っていなかったんです。そうしたら同席していたデーモン閣下が『君、歌ってないじゃないか。歌いたまえよ。』と促されまして…。仕方なしに歌ったんですけど、歌い終わったら『君、CDとか出しているのかい?』って言ってくださったんですよね。それで、ちょっと自信がついたというのはあります。 そのあと『歌うま』に出させていただきました。このとき僕の歌を聞いていた観客が泣き出していて、びっくりしたんです。基本的に役者というのは、物語の『起承転結』を通して視聴者や観客の心に訴えかけるというアプローチですから、映画なら1時間半から2時間かけて泣かせるわけです。ところが歌だと1分半で泣かすことができる。こんな直接的な表現方法は、自分の中になかったんですよね。それがとても新鮮だったし、何より楽しかった。でも自分の持ち歌をもっていないですから、カバー曲を出さないかと打診を受けた時、すぐに飛びついちゃった。
 でも実は、活動する前に島田紳助さんに相談したことがあったんです。紳助さんは生粋の芸人さんですから、はっきりと反対されました。曰く『芸人でいえば、他人のネタで舞台に立つということだぞ!』と。でも僕は、歌い手という表現方法に惹かれてしまっていたので、『やっぱり歌いたいんです』とお伝えしたら、『歌いたいんなら歌えばえ~やん。やりたいことを無理に反対はせんよ』と最終的には後押ししてくれました。」

自分の職業が何なのか、正直自分でもよくわからないんです(笑)。

江の島の入り口『青銅の鳥居』前でパチリ。撮影中も行き交う人たちと言葉を交わしたり、気取らない人柄のおかげで現場は混乱寸前!?

『ウルトラマンダイナ』で主人公アスカ・シン役で世のお母様方を虜にし、深夜ラジオ番組『BPR5000』では若者を中心に熱狂的な人気を獲得。さらに、『クイズ! ヘキサゴンII』ではおバカタレントとしてブレイクを果たしたつるの剛士さん。近年では歌手活動に加え、育メンのパパタレとしての地位も確立されています。
いったいどの姿が、実際の"つるの剛士" なのでしょう?
「そもそも明確な目標があったわけではないので、すべてのキャリアがご縁があってのことなんです。もともとキャラを使い分けられるような器用さも持ち合わせていませんから、どれも僕自身が100%反映されていると思います。そのときとそのときの自分がやりたいことに全力でぶつかった結果が今。だから、実は僕自身も僕の職業が何なのかわかっていないんです。ただ、昨年の確定申告の職業欄には"タレント"と記入しました(笑)。
 本当に一番しっくりくるのは、職業が"つるの剛士"という位置づけなんだと思います。でも、これって格好つけているみたいで恥ずかしいから、絶対書かないでください(笑)」

前日の雨が嘘のように晴天となった撮影日。「僕は晴れ男だから、だいたい大丈夫なんですよ」

仲見世通りをあるくだけで、何十人と声をかけられるつるのさん。

……書いちゃった。
最後に今後の目標や展望があれば教えて下さい。
「特に計画や計算高く活動しているわけではないので、これまで通りのスタンスで活動していくと思います。とはいえ、この業界に入ったときは『好きな女の子に振り向いてもらいたい』という、たった一人に向いていたベクトルが、キャリアを重ねるごとにたくさんの方に向けたものへと変わってきました。
 自分が立つステージによって、観客だったり視聴者だったり、リスナーだったり、読者だったりと、伝えたい人、伝えたいことも変わりますよね。
 これからも、いろんなものに挑戦していくなかで、やっぱりいろいろと変化していくとは思うんです。その変化が"成長"として受け止めてもらえるように頑張りたいとは思います。
 つまり、僕自身はいろいろ変わっていくかもしれませんけど、変わらず応援していただけたら嬉しいです!」

観光大使だけあって、4日前もここで撮影をされたそう。「もう完全に自分の家の庭です(笑)」

ゆっくりだから見える景色もある。肩肘張らずに、ラフに過ごすのが江の島流。

藤沢市の観光大使として活動されているつるのさんですが、藤沢に移住されたきっかけは何だったのですか?
「もともとは妻との定番デートコースだったんですよね。当時から『この辺りに住んだら気持ちよさそうだね』なんて軽口をたたいていました。その延長で、周辺の物件を不動産サイトを覗いてみては「この部屋なら住んでみたい!」なんてことを遊びでやっていたんです。ある時、いつも話題にしていた気になる物件が『空き』になっているのに妻が気づいて、タイミングも丁度よかったということもあって、本当に引っ越してきてしまいました(笑)。」
 暮らしてみると都心まで約60km、1時間半という距離がいいんです。遠過ぎないし、近過ぎない。家庭をもっていると仕事場ではもちろん、家に帰ってもひとりの時間がないんですよ。だから移動の間が、唯一ひとりになれる時間。この移動時間に、自分のなかのオンとオフのスイッチを入れ替えられるので、生活にメリハリがつけられていると思います。自分のライフサイクルにぴったりとハマっているんです。」
江の島の魅力はズバリどこでしょう?
「藤沢全般にもいえますが、とくに江の島周辺はいい感じにヌケているんです。ラフ感というのかな?肩の力を抜いて生活できる。なんといてっても、一年中ビーチサンダル履いている人がたくさんいますからね(笑)。もちろん、いろんなタイプの人がいますけど "海 "という共通ワードがあるので、不思議と仲間意識が芽生えるんです。
 それと自然に囲まれていますから、子育てにも最適。今の時代スマホやゲームに動画サイトなど、デジタル&バーチャルの世界に接していないと取り残されてしまいますけど、ここなら普段の生活のなかで、自然と触れ合いながらリアルな経験をつむことができるでしょ? どちらでも対応できるのは親としてもありがたいです。」
写真:ボクダ茂

◇江の島図鑑 つるのさんオススメスポット

1)江の島シーキャンドル
湘南のシンボルとして親しまれる江の島シーキャンドル。富士山が見える晴天の日は、まさに世界一の絶景だと思います。いろんなイベントも開催しているので、カップルやご家族でも楽しめます。もちろんお一人様だって楽しい!
住所: 藤沢市江の島 2-3-28 TEL: 0466-23-2444(江ノ島遊園事業所)
時間: 09:00~20:00(入苑は閉苑の30分前まで)
料金: 300円(別途、江の島サムエル・コッキング苑入苑料200円が必要)
2)江の島 岩屋
江の島裏側の穴場スポットです。磯を歩くこともできて、ちょっとしたお散歩にも最適です。とはいえ、全部を徒歩で移動するとかなりの距離になるので要注意です。江の島弁天橋の中腹から遊覧船も出ています。
住所: 藤沢市江の島 2 TEL: 0466-24-4141(片瀬江の島観光案内所)
時間: 9:00~17:00(季節によって異なります) 料金: 500円
3)江島神社
奉安殿には日本三大弁財天のひとつとして有名な八臂弁財天(はっぴべんざいてん)・妙音弁財天(みょうおんべんざいてん )が安置されています。江の島にきたら誰もがお参りする定番ですけど、個人的にもライブの前やジョギングの途中にお参りにいくお気に入りスポット。
住所: 藤沢市江の島 2-3-8 TEL: 0466-22-4020
時間: 8:30~17:00(奉安殿) 料金: 無料(奉安殿拝観料 200円)
4)丸だい仙水
仲見世通りの入り口にある磯料理屋さん。何を食べても美味しいのですが、とくに塩辛が絶品です。塩辛が苦手だった僕が、このお店の塩辛を食べて大好物になっちゃったくらい。食事時は非常に混雑するので、余裕を持って訪れるのが吉。
住所: 藤沢市江の島 1-3-19 TEL: 0466-26-4701
時間: 11:00~19:30LO 定休日: 水曜日(祝日の場合は営業)
5)江の島 エスカー
スポットではないのですが、江の島探索に欠かせない専用エスカレーター『エスカー』。通常料金360円で、すべての区間に乗れます。徒歩で登ると 20分近くかかるところを、エスカーなら約4分でアクセス! お値段以上の価値ありです。
住所: 藤沢市江の島 2-3-9 TEL: 0466-23-2444(江ノ島遊園事業所) 料金: 360円(全区間)
6)撮影協力 cafe du GABO
今回インタビューでお邪魔した、江の島サムエル・コッキング苑内、江の島シーキャンドル(展望灯台)真下にある、ナチュラルテイストのカフェ。ワッフルを中心としたスウィーツとバラエティ豊かなドリンク類が楽しめます。
住所: 江の島サムエル・コッキング苑内 TEL: 0466-28-1100 時間: 10:00~20:00

◇PROFILE
つるの剛士(つるの たけし) 1975年5月26日生まれ、福岡県出身。
将棋、釣り、楽器、パソコン、ゲームなど趣味も幅広く、好きなことは何でもとことんやらなければ気が済まない多彩な才能の持ち主。二男三女の父親。
『ウルトラマンダイナ』のアスカ隊員役を熱演し、一躍人気俳優の仲間入りを果たすものの一方で自身がMCをつとめる深夜ラジオ番組『BPR5000』で持ち前のマシンガントークが絶賛され、どっぷりバラエティの世界へ…。
現在は俳優、タレント、歌手など多方面に渡り活躍中。

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