山本太郎氏「小池さんの票狙う」 対決色鮮明に

2020年6月16日 06時59分
 東京都知事選への立候補を表明した山本太郎氏=写真=は、来年夏に延期された東京五輪・パラリンピックの中止を公約の冒頭に掲げた以外にも、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた対策を巡り、小池百合子都知事との対立軸を鮮明にした。
 
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 記者やカメラマン約百人が詰め掛けた会見場。山本氏は「コロナ災害で一気に多くの人が生活困窮に陥った。駅や公園で行き場を失った人たちを見た」と強調。「東京は財政に余裕がある。餓死寸前の人たちに、すぐに手を打てる。知事選に出る」とし、全都民に十万円を給付する考えを示すなど積極的な財政出動を主張した。
 小池氏に対しては「国からもっと金を引っ張ってこれなかったのか。コロナを災害指定するよう言ったのか」と語気を強めて批判。五輪開催は「開催都市がきっぱり『やめる』と宣言する」と訴えた。
 野党共闘による一本化がかなわなかったことについて、記者からは「宇都宮(健児)さんと票を食い合い、現職を利するのでは」との質問が相次いだ。これに対し、山本氏は「小池さんは強い。チャレンジャーとして最大限やる。小池さんの票を狙っていく」と話した。 (土門哲雄)

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