<新型コロナ>大学生、笑顔の就業体験 多摩市の小中で通常授業再開

2020年6月16日 07時04分

体育の授業で子どもたちを指導する日向さん(右)=多摩市立東寺方小で

 多摩市の市立小中学校で十五日、教員を目指す多摩地域の大学生が参加するインターンシップ(就業体験)が始まった。大学生が教育現場を学ぶとともに、今年は、新型コロナ対策で増える小中学校の業務に当たる人手を確保する狙いもあり、授業再開に合わせて始まった。 (服部展和)
 インターンシップは、教員免許取得に必要な教育実習とは別に、大学二、三年生が教育現場を体験するのが目的。多摩地域の各自治体で行われている。
 多摩市教育委員会によると、多摩市は例年五〜十二月に行い、多摩地域のキャンパスに通う大学生ら約百人が参加している。今年はコロナの影響でずれ込み、前期(六〜十月)と後期(九〜十二月)に分けて実施することになった。後期の参加者は今後、調整するという。
 前期はこの日がスタート。約三十人が十六校で授業や部活動などをサポートしていく。東寺方小には、市内の国士舘大体育学部三年の日向俊介さん(20)と松本幸海(こうみ)さん(20)が訪問。手の消毒など感染防止策をして、一年生の体育の授業では校庭を駆け回る子どもたちの指導に当たった。
 二人は週一回通う予定で、日向さんは「小さい子どもと触れ合う機会が少なかったので、接し方を学びたい」。松本さんは「自分から積極的に話し掛け、コミュニケーションを図りたい」と笑顔を見せた。
 多摩市内の小中学校は一日から授業を再開し、学年やクラスごとに人数や時間を限って登校する分散登校を実施していたが、十五日から通常の授業に戻った。

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