<新型コロナ>再開へ コンサート試演 「安心手探り」ミューザ川崎

2020年6月17日 06時45分

観客席の前後左右を空席にするなど、感染症対策が講じられた試演コンサート=幸区で(ミューザ川崎シンフォニーホール提供)

 JR川崎駅前の音楽専用ホール「ミューザ川崎シンフォニーホール」(川崎市幸区)は十六日、公演再開に向けて、感染症対策のリハーサルとなる試演コンサートを開いた。「『ブラボー』は控えて」「通常よりも空調を強めに」など、安心して楽しめるホールのあり方を模索している。
 この日は「キープディスタンスコンサート」と銘打ち、約四十分間のジャズコンサートを試演。約百人の関係者が観客として参加し、客席や入退場口の密集防止、スタッフの誘導手順など、感染症対策を講じる上での課題を点検した。
 同ホールによると、新型コロナウイルスの感染拡大で、三月以降、観客を入れたコンサートはすべて中止に。今月二十八日に東京交響楽団の定期演奏会が予定されており、約四カ月ぶりの公演再開になる。
 夏恒例のクラシック音楽祭「フェスタサマーミューザ KAWASAKI」は、全席の約三分の一にあたる六百席前後を販売するとともに、インターネットでライブ配信も行う「ハイブリッド開催」を決定。七月二十三〜八月十日に十七公演があるという。
 担当者は「感染防止は『これで大丈夫』という正解が見つけづらいけれども、ほかのホールとも情報を交換して、どうすれば安心して楽しんでいただけるかを手探りしていきたい」と語った。(石川修巳)

関連キーワード

PR情報

神奈川の最新ニュース

記事一覧