東京都知事選の候補者5人に聞いた「東京五輪・パラリンピックどうする?」

2020年6月17日 22時01分

オンラインで共同記者会見をする都知事選の立候補予定者ら。上段中央から時計回りに小野泰輔、立花孝志、山本太郎、小池百合子、宇都宮健児の各氏=17日

 東京都知事選に出馬を予定する候補5人がオンラインで顔を合わせた17日の共同記者会見。各候補は「東京五輪・パラリンピックどうする?」について主張をぶつけ合った。


◆元日弁連会長 宇都宮健児氏「困難と判断されたら中止を働きかける」

 感染症対策の専門家や世界保健機関(WHO)の意見が重要。さまざまな観点から「来年の開催は困難だ」と判断された場合、選手や観客の安全を考え、積極的に国際オリンピック委員会(IOC)に中止を働きかける。中止で浮いた予算は、第2波が予想されるコロナ災害の被害者支援に充てたい。

◆元熊本県副知事 小野泰輔氏「来年は悲観的。24年へ延期目指す」

 2024年への延期を目指す。来年に延期したが、新型コロナの感染状況は非常に悲観的なのでは。公衆衛生が優れない国では、感染拡大が止まらず、選手や観客が来るのは難しいだろう。24年の仏パリ大会も準備が滞っていると聞く。IOC、仏側と協議しながら、その可能性を探っていきたい。

◆N国党首 立花孝志氏「2年後か4年後にずらして開催」

 2年後の冬季の北京大会を4年後にずらし、東京を2年後にする。あるいは4年後のパリをずらし、東京でやる。この判断と最終調整をIOCにやらせれば、IOCが費用負担しなければいけなくなる。IOCは世界中のテレビ局、日本ではNHKが電通を経由して、今は350億円くらいになっているようだ。電通に最終的に負担してもらえればいい。

◆れいわ新選組代表 山本太郎氏「特効薬もワクチンもない。中止すべきだ」

 中止すべきだろう。特効薬もワクチンもなく、世界中が大変な状況の中で、来年の五輪は現実的ではない。東京として早く、安全に開催できないということを、IOC側に伝える。

◆東京都知事 小池百合子氏「さらに1年延期は厳しい。簡素化する」

 選手にとって、さらに1年延びるのはかなり厳しい。全く違う大会になってしまう。IOC、組織委と国、都は何度も議論を続け、簡素化し、費用縮減しようと決まっている。選手村での安全安心の確保、観客はどうするのか。課題は多い。新しい五輪、パラリンピックの象徴をつくっていく知恵を出しながら、みなさんの期待に応えていく必要がある。

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