東京都知事選の候補者5人に聞いた「カジノ誘致どうする?」

2020年6月17日 22時25分

オンラインで共同記者会見をする都知事選の立候補予定者ら。上段中央から時計回りに小野泰輔、立花孝志、山本太郎、小池百合子、宇都宮健児の各氏=17日

 東京都知事選に出馬を予定する候補5人がオンラインで顔を合わせた17日の共同記者会見。各候補は「カジノ誘致どうする?」について主張をぶつけ合った。


◆元日弁連会長 宇都宮健児氏「カジノがなくても外国人観光客は増えていた」

 カジノはないが、外国人観光客は新型コロナが拡大するまでは増えていた。日本の文化や伝統、自然環境が魅力だと思う。カジノ誘致で、多重債務問題の再燃、ギャンブル依存症、治安の悪化が考えられる。政治家は道徳、倫理を考えなくてはいけないので、カジノで経済成長を考えるべきではない。

◆元熊本県副知事 小野泰輔氏「透明なプロセスで進めていきたい」

 私はIR(カジノを含む統合型リゾート)推進派。インバウンド(訪日外国人旅行)の方をはじめ、カジノは大きな都市の魅力になる。中毒になってしまわないようにする対策は必要不可欠。大事にしたいのは選定過程で、透明なプロセスでしっかり進めていくのが大前提だ。

◆N国党首 立花孝志氏「入場や賭け金を制限すれば懸念はない」

 カジノは外国でやると、お金持ちがやっている社交場。入場時にクレジットカードやマイナンバーカードなど、お金に余裕がある方以外の入場をできなくし、お金のない人は1円とか5円とかの賭け金にすれば、懸念されているようなことはないと思う。カジノをしないと資産家がどんどん海外に流れていくので、造るべきだ。

◆れいわ新選組代表 山本太郎氏「日本人の金融資産を海外企業にあげていいのか」

 誰かから搾り取る、誰かの負けで利益を得るのがカジノの本質。日本人の金融資産を海外企業に差し上げるような、ばくちをやらせていいのか。そこに税金を使うことがいいのか。米ラスベガスのサンズも撤退という話。東京都として「やらない」とはっきり言えばいい。

◆東京都知事 小池百合子氏「メリットはある。総合的に判断する」

 外国人旅行客をはじめとする観光、経済への成長、これを進めるメリットはある。まさしく稼ぐ東京。一方で依存症の問題などがある。国もさまざまな計画が後ろ倒しになっていると聞くので、総合的な判断、検討をする。

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