東京都知事選の候補者5人に聞いた「情報公開どうする?」

2020年6月17日 22時43分

オンラインで共同記者会見をする都知事選の立候補予定者ら。上段中央から時計回りに小野泰輔、立花孝志、山本太郎、小池百合子、宇都宮健児の各氏=17日

 東京都知事選に出馬を予定する候補5人がオンラインで顔を合わせた17日の共同記者会見。各候補は「情報公開どうする?」について主張をぶつけ合った。


◆元日弁連会長 宇都宮健児氏「公文書管理をきっちりやらなければ」

 情報公開は民主主義の通貨といわれ、決定的に重要。日本は非常に遅れている。公文書管理をきっちりやらなきゃいけないが、国レベルでもよく問題になるように、公文書を作ってない、あるいは改ざんや破棄をする。こういうことがあったら、情報公開の意味がなくなる。

◆元熊本県副知事 小野泰輔氏「もっと幅広く、都が率先してやる」

 情報公開は後世に対する責任を果たす意味でも大事。デジタル社会で安定的に大量のデータを保存する技術もできている。「保存しきれないから5年で廃棄した」ということをしなくていい時代になってきた。もっと幅広く、歴史家の批判に耐えうる情報公開を東京都が率先してやっていければいい。

◆N国党首 立花孝志氏「当たり前のこと。しっかりとやっていく」

 情報公開は公で仕事をする人間には当たり前。私も携帯電話の番号もさらしているし、彼女と別れた付き合ったとか、これだけお金を借りているとか情報開示している。政治家、都だけではなく、情報を隠す人が出世するということで、本当にずるい社会になっている。しっかりと情報公開していく。

◆れいわ新選組代表 山本太郎氏「カジノ誘致の検討文書はのり弁だ」

 カジノ誘致の検討文書はのり弁。豊洲移転の基本方針の決定過程の記録がないことについて、(小池氏が)突っ込まれた際に「それはAI(人工知能)だからです」と答えた。付ける薬がない世界じゃないかと思う。情報公開が1丁目1番地って、どこに行ったのかという話だ。

◆東京都知事 小池百合子氏「最後は私自身の政策判断」

 都政の見える化は、東京大改革の1丁目1番地。条例改正で情報公開請求の手数料を無料にし、コピー代も20円から10円にした。IRの文書がのり弁(内容がほとんど黒塗りの状態)と指摘されたが、国の了解がないためだ。豊洲移転の基本方針などの記録が残ってない件については、何度も研究会を開き、情報は都の方で確保している。最後は私自身の政策判断ということです。

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