コロナ禍のロシア軍事パレードに外国首脳ドタキャン続出

2020年6月21日 08時09分

20日、ロシア・モスクワで、第二次大戦の対独戦勝75年を記念したパレードに向け、マスク姿で予行演習する兵士たち=AP

 【モスクワ=小柳悠志】第二次大戦の対独戦勝七十五年を記念し、二十四日にモスクワで開かれる軍事パレードで、外国首脳が相次いで参加中止を表明している。ロシアで新型コロナウイルスが収束しないことが原因とみられ、パレードで国威発揚を狙うプーチン政権にとっては痛手だ。
 十九日までに大統領や首相の不参加を決めたのは、旧ソ連構成国で歴史的、外交的にロシアと関係が深いアルメニア、アゼルバイジャン、トルクメニスタンと東欧のチェコのほか、日本やフランスなど。
 軍事パレードは旧ソ連圏で最重視される行事で、例年は五月九日に開催するが今年は新型コロナの影響で延期していた。
 パレードはモスクワ以外でも開催が予定されていたが、一部の地域が開催中止を決めた。ペスコフ大統領報道官は「地方のパレードの実施可否は首長の権限に委ねている」と記者団にコメントしている。
 ロシアは累計感染者数が世界三位で、現在も連日八千人前後の感染者が新たに確認されている。

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