ひな 茶毛ふわふわ タンチョウを自然繁殖 イズー初成功

2020年6月21日 08時39分

親鳥と歩き回るタンチョウのひな

 河津町の体感型動物園「iZoo(イズー)」が、国の特別天然記念物に指定されているタンチョウの自然繁殖に初めて成功した。茶色でふわふわした毛に覆われたひなが、かわいらしく歩き回る姿が来園者を楽しませている。
 親鳥が五月六日に卵三個を産卵。雄と雌が交互に卵を温める姿などが確認されたため、このうちの一個を自然ふ化させることにし、六月六日にひなが誕生した。残る二個は人工ふ化させようとしたが、いずれも受精していない無精卵だった。ひなの現在の体高は約三〇センチ。順調に成長しており、親鳥がひなに餌を与える姿も確認されている。性別はまだ分からず、性成熟するまでには二年ほどかかるという。
 同園では二〇一七年に人工ふ化に成功しており、繁殖は三年ぶり。今回のひなを合わせて計七羽を飼育している。飼育員は「繁殖は喜ばしい。新型コロナで暗い話が多い中、うれしいニュース。かわいい姿を見に来て」と話している。
 タンチョウは国内では主に北海道に分布する大型の鳥で、赤い頭が特徴。絶滅危惧種にも指定されている。(山中正義)

茶色いふわふわした毛に覆われたひな=いずれも河津町で

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