15歳川村「誰にも負けない選手に」 モーグル女子W杯、初参戦で総合7位

2020年6月22日 07時10分

初参戦となった昨季のW杯を振り返る川村あんり

 フリースタイル・モーグル女子で昨季、国際スキー連盟(FIS)の最優秀新人賞に選ばれた東京・東久留米市出身の川村あんり(ジョックス)がオンラインによる本紙のインタビューに応じ、初参戦のワールドカップ(W杯)を総合7位で終えたシーズンを振り返った。昨年末の開幕戦で2位の衝撃デビューを飾った15歳。それでも「少し悔しい」と口にする。
 昨年12月のフィンランド・ルカ。当時中学3年の川村が立てた目標は「予選通過」だったというが、結果は2位。冬季五輪出場5回の上村愛子さんが16歳だった1996年3月にW杯デビュー戦で3位に入った成績を上回った。
 決勝に進む上位16人を決める予選の1回目は、ターンが大きく乱れて18位だった。その1回を滑ったことで緊張から解放されたという。優勝した平昌冬季五輪金メダルのペリーヌ・ラフォン(フランス)、W杯総合優勝の経験を持つブリトニー・コックス(オーストラリア)ら実力者たちと表彰台に立ち、「すごくうれしいし、自信になった」。
 一方でシーズンを通せば、「もう一回表彰台に乗る目標を立てたが、できなかった」と悔しさが残る。採点競技では、自分では好感触の滑りでも点数が伸びないこともあった。海外転戦も初めてで、疲労との闘いもあった。
 3月中旬に帰国して以来、コロナ禍で満足に練習できない日々が続いたが、世界選手権が開催される新シーズンを見据え、「誰にも負けない選手になる」。今春には地元の日体大桜華高校に進学。夏場はウオータージャンプ場などを活用してエア(空中技)に磨きをかけたいという。 (中川耕平)

昨季はW杯初参戦で総合7位に食い込んだ=たざわ湖スキー場で

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