<都知事選 わたしたちの一票>子育て 男性参加促して 杉並の主婦・高橋公香さん(36)

2020年6月23日 07時07分
 子育てや福祉への施策と経済対策のバランス感覚を持った人に、都知事になってほしい。私自身、母子家庭で育ち、経済的に大変な時期がありました。お金に苦労しているシングルマザーの友人もいます。軽度の知的障害がある弟は、電車に乗っている時に差別的な発言をされたり、下車するときに突き飛ばされたりしました。弱い立場にある人たちに目を向けてほしい。
 都が発行する「とうきょう子育て応援ブック」に掲載されたイラストのほとんどが母親の絵でした。「育児もお金の心配も全部母親がやれってことなの」と思ってしまった。女性が子育てすべきだという風潮が透けて見えました。ちょっとしたことかもしれないけど、こういうところから変えて、男性の子育て参加を促してほしい。
 とはいえ、子育てや福祉だけにお金をかけるのもよくない。経済を回していくこともすごく大切。政治家にはいろんなしがらみがあると思うけど、一部の企業や業界だけが恩恵を受けるような政策ではなく、バランスよく経済対策も実施すべきだと思います。
 新型コロナ対策も重要。医療従事者の友人は勤務先に休業補償を相談したら、「それどころじゃない」と一蹴された。別のママ友も感染リスクにおびえながら出勤せざるを得ない状況だった。第二波に備えて市民の声を聞き、「しょうがない」とか「我慢しないと」と諦めるような状況にならないよう、きめ細かい対策を講じてほしいです。

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