<新型コロナ>国立の交流の場 守りたい NPO活動の大学生、ネットで資金募る

2020年6月23日 07時08分

クラウドファンディングを企画した(左から)樋口さん、松尾さん、大谷さん=国立市で

 商店主や学生、市民、行政が一体となって、まちの活性化に取り組む国立市のNPO法人「くにたち富士見台人間環境キーステーション」で活動する大学生たちが、クラウドファンディングで市内の飲食店を支援する寄付を呼び掛けている。(竹谷直子)
 支援する飲食店は三十五店。学生が直接、店に声を掛けたり、国立市商工会を通じて、コロナ禍で困っている店を選んだ。
 寄付額は一件あたり二千円以上で、金額に応じて、店で使える割引サービスなどの返礼がある。目標額は二百万円。
 主に大学生たちが運営を担当するNPO法人のコミュニティーカフェ「ここたの」も四月から約二カ月間、新型コロナの影響で休業した。交流のある飲食店が売り上げ減少で苦しむ姿に接し、街のためにできることを考え、クラウドファンディングを始めることを思い立ったという。
 一橋大四年の樋口夏実さん(21)は「支援する飲食店は食事の場というだけでなく、コミュニケーションの場にもなっている。そういう空間を守りたい」と話す。津田塾大二年の大谷優季さん(20)は「市民にとって、飲食が大切な文化なのだとコロナを通して考える機会が増えた」と支援の意義について話し、一橋大二年の松尾俊弥さん(19)は「支援を通して、飲食店だけでなく街全体を盛り上げたい」と語った。
 クラウドファンディングは二十九日まで。寄付の申し込みは「わがまち国立の飲食文化を守ろうプロジェクト」で検索。

関連キーワード

PR情報

東京の最新ニュース

記事一覧