ようこそ!マイホームタウン 中村昌也 × 調布

2016年1月27日 09時00分

今月の街先案内人

今回のゲストは俳優の中村昌也さん。ワタナベエンターテイメントカレッジを経て、役者としてキャリアを重ねる中村さんの、芸能生活の原点ともいえる街「調布」の魅力を語っていただきました。

僕の「大人への階段」は、常に調布にありました(笑)

 バスケットボールに夢中だった大阪での青春時代。高校へは推薦で進学し、プロへの道がおぼろげながら見え始めた頃、突然の故障で選手生命を断たれてしまった中村さん。失意の底でもがき続けた末に出した結論は、高校を中退して次の夢を探すことだったそう。
 そこで既に東京で生活していた兄を頼りに上京されてたのだそう。

社会に属していない場合、同学年の人たちの生活水準を意識していないと、どんどん取り残されてしまうという危機感をもって生活していたそう。


調布を選ばれたのは何か理由があったのですか?
「始めの1年間は兄と八王子で同居していたんですけど、一人暮らしをはじめるにあたって、やっぱりすこし都心は怖いというか、不安要素が多かったんです。だから、少し距離のある街を拠点にしようと思っていました。京王線の沿線でみたとき、府中だとちょっと離れすぎているし、明大前だと攻めすぎているような気がして…。間をとって調布に住み始めたんです。」

「初めて他の事務所の役者さんたちと舞台にたったときの、緊張感は今も忘れられません」と語る中村さん。


その当時は、どんな生活をされていたのです?
「高校を中退したこともあって、バイトで生計を立てている時期も同学年の人たちを常に意識していましたね。遅れをとりたくないという気持ちがあったんです。当時の同年齢の人たちの多くは大学生。だから、僕もワタナベエンターテインメントのタレント養成学校に入学して、同じ学生という立場になろうとしたんです。そして、就職先が“芸能界”というゴールを設定してレッスンに励んでいました。」
中村さんにとって調布とはどんな街でしょう?
「新しい目標を立てて、そこへ進むことを決めたのが調布にいたとき。二十歳という節目を迎えたのも調布。そして事務所に所属できたときも調布に住んでいました。大げさでなく、僕の人生の第2章は、調布から始まっている。調布で“大人の階段”を登ったという感じですね(笑)」

バラエティの現場は、役者の表現力も磨いてくれる大切な場所。

「ここで台本の読み込みをしていたんです。外の方が集中してできると思いませんか? 今日みたいにメチャクチャ寒い日は無理だけど(笑)」


スクールを卒業後、ワタナベエンターテインメントに所属されて、事務所の若手俳優集団「D-BOYS」としても活躍をされていましたが、役者として自覚を持たれたきっかけはありますか?
「『D-BOYS』の舞台って、基本的にワタナベが制作をしていて、キャストもワタナベ所属の役者ですから、身内の舞台なんです。だから必要以上に厳しかったですね。素人同然で、演技なんてできないから、厳しく細かく指導が入るわけなんですけど、まさにスクールの延長線にある感じです。ある程度経験を積んだころ、佐藤隆太さんが主演の『ビロクシー・ブルース』という舞台に出させていただきました。
 初めて他事務所の方と一緒に稽古をしてみて驚いたのは、雰囲気が全然違うこと。
細かい指導はあっても、怒られるという感じではなく「プロなんだからできて当たり前でしょ?」という雰囲気。ワタナベエンターテインメントでは、できない人にもできるように指導するという流れがあるのですが、プロの現場では、できない人は要らないという流れです。
当たり前なんですけど、改めて『プロとしての自覚を持たないと、あっという間に消えてしまいそう…』という危機感を持ちました。その舞台では、僕は若い世代でしたから、先輩に可愛がっていただいて、本当に勉強になりました。」

かつてメインの改札口があった場所は、エレベーターの昇降口になっていました。「デートの待ち合わせは、いつもこの場所だったんです!」


キャリアを積まれてついに30代に突入ですが、今後の展望をお聞かせください。
「業界に入って10年近くなると、当然後輩ができるわけなんですけど、僕自体がものすごく後輩体質なんで、後輩への接し方がまだうまく掴めないんです(笑)。先輩への気遣い方を意識してきたぶん、自分がそれしてもらえないと、なんか気分悪くなっちゃいません?でも、口うるさい先輩とも思われたくないですから、徐々に距離感を詰められたら、と思います。それと、近年はバラエティ番組への出演が増えてきているんですけど、そこには色んなタイプの方がいらっしゃいます。たくさんの方と触れ合ったことが、自然と演技の振り幅にもいい影響が出ているので、まだまだ勉強をしながら、役者の階段を登りたいです。」
都会過ぎず田舎過ぎない距離
大阪から上京してきた自分にとって、都心からほどよい距離感でした。京王線でみると、府中だとちょっと遠すぎるし、かといって明大前だと攻めすぎているかな?って。背伸びし過ぎないライフスタイルは、余裕を持って生活できるのでオススメですね。
欲しいものは手に入る利便性
大規模な駅前ではないですけど、欲しいものは一通り揃います。若者のショッピングならパルコがあるし、商店街には美味しいお店もたくさん並んでいるし、カラオケやゲームセンターもあるから、若者がデートするのにも困りません。相手がいればですけど(笑)
鬼太郎ファミリーに会える
水木しげる先生は、長らく調布に住まわれていて、“名誉市民”として登録されています。その縁から、深大寺に「鬼太郎茶屋」が作られたり、天神通り商店街にモニュメントが作られたりと、街のあちこちに妖怪たちが潜んでいるんです。ぜひ探してみてください。
写真:ボクダ茂

◇調布図鑑 中村さんオススメスポット

1)い志井
調布は“い志井”グループのお膝元なので、系列のお店がたくさんあります。どのお店も外れがなくて、安心してオススメできる美味しさです。競争も激しいからか、付近のお店のレベルも高くて、とにかく街全体の飲食店が美味しいといっても過言ではないと思いますよ。
東京都調布市布田1丁目36-10(本店) 042-487-1710

2)天神通り商店街
商店街にあった電信柱が撤去され、替わりにトランスが設置されたとき、その上に鬼太郎ファミリーのモニュメントが据えられました。商店街の入り口にある街灯にも、マンガのコマが描かれていたり、あまり目立たないけど、妖怪がたくさん潜んでいるんですよ。
調布市布田1 042-481-7183(調布市産業振興課)

3)豚風(トンプウ)
い志井グループのなかでも、僕の一番のお気に入りがココ。この店のレバテキは是非食べてみてほしいです。今でもたまにお邪魔しますが、僕はココにくるときは、思う存分楽しみたいから、わざわざ近くのホテルに泊まるくらい(笑)
東京都調布市布田2-35-2 042-481-0209

4)名代 宇奈とと
美味しいうな丼が500円からと格安で食べることのできる貴重なお店。しかも出前までしてくれるんです。頑張ったなーってときのご褒美として食べていたので、ちょっとお金に余裕のできた時期には週3くらいで食べてました。
東京都調布市小島町1-11-7 0424-90-6969

5)ARO
調布に住んでいた頃、髪を切るのは毎回ここの美容院でお願いしていました。店内はすごくおしゃれなのに、肩肘張らなくて良いリラックスできる雰囲気なので通いやすかったです。体がデカイから、お店の空間にゆとりがあるのも良かったのかも(笑)。
東京都調布市布田1丁目25-2 042-440-3799

6)撮影協力 Perle Galley
温かく明るい雰囲気とおしゃれで清潔な内装が魅力的なカフェダイニング。盛り付けにもこだわったお手製のオリジナル料理やスイーツなどの種類豊富なメニューを、シーンや用途に合わせて堪能することができます。ワインや日本酒、お子様メニューもあります。
東京都調布市布田2-5-4 デュアルコート 1F 042-455-2664

◇PROFILE
中村昌也(なかむら まさや) ワタナベエンターテイメントカレッジを卒業後、2007年にTVドラマ『パズル』で俳優としてデビュー。同年7月、D-BOYSに加入し、2010年にD-BOYSを脱退。現在は俳優のみならず、バラエティ番組にレギュラーをもつなど、活動の幅を広げている。
■レギュラー
NTV「PON!」毎週月曜日10:25~放送中
BSプレミアム「七人のコント侍」毎週金曜日22:00~放送中
Ameba FRESH! Studio「原宿パーティー7」月一MC担当 毎週月曜日19:00~放送中

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