レッツ“家トレ”!(4)   セガサミー野球部・吉井憲治コーチ(1)

2020年6月4日 15時42分
 社会人野球・セガサミーの野球部選手・スタッフがとっておきの“家トレ”を教えてくれる本連載。今回と次回は、同野球部で投手陣の指導をしている吉井憲治コーチによる紹介です。ずっとボールを持ち、握っているだけでも、立派な家トレになるとのこと。何かしながらもできる、家トレの極意かもしれません。

 手になじませる ボールを握るだけ


 コロナで試合が中止になったとか、グラウンドで練習ができない状況になっても、だから、野球の練習ができない言い訳にはなりませんよ。いついかなる時も練習はできます。今回は、家でダラダラ、ゴロゴロしててもできるピッチャーの家トレを紹介します。

人さし指と中指の上にボールを置く。この2本の指がボールに沿って曲がるカーブが「ポケット」だ


 すごいシンプルです。ボールを握ってるだけでいいのです! これが、すごく良い練習になるのです。エッ!?と思われるかもしれませんが、ホントです。ウソではありません。ボールを手になじませるんですよ。ポケットと聞いたことがありますか? 利き腕の人さし指と中指の上にボールがスッポリ収まるように乗せるんです。これを、ポケットといいます(写真)。そして、親指の第1関節の骨の部分で押さえる。これが、基本的な握りなんですが、常にボールの形になるように手になじませることが大事です。

実際に握る。親指は第1関節の骨が出た部分をボールにかけよう


 で、軽く上にトスしてみたり、カーブのひねりを加えてみたり。もてあそんでみてください。現役時代のボクはスライダーが得意で、反対に曲がるシュートが課題だったので四六時中シュートの握りで日常を過ごしていました。きっと、ボクは死ぬ時、棺おけに入って焼かれるときはシュートの握りをしていると思います(笑)。いや、大げさじゃないですよ。

横から見ると、親指と人さし指でつくられるカーブと、ボールとの間には少し隙間がある。深く握りすぎないのもコツなのだ


 これは、あまり、お勧めしないけど、ボクはよくあおむけに寝て天井のギリギリのところまで上がって落ちてくるようにスナップをきかせて投げる、1人キャッチボールをしていました。で、コントロールし損なって電球を壊したことは、1度や2度じゃありません(笑)。だから、良い子はマネしない方がいいかもです。でも、ポケットを作って手になじませるのは、簡単に誰でもできるので今日からでもやってみてください。

野球脳を磨くには野球ゲームが最適


 あとは、意外かもしれませんが、野球ゲームが超オススメです。ボクはシダックス時代に野村克也さんが監督だったんですけど、野村さんが野球ゲームを勧めていました。配球の勉強になると。特にピッチャーとキャッチャーはやるべきだと。野球脳を磨くには最適だとおっしゃってました。それから、野球クイズもやったらルールの勉強になるのでやってみたらどうですか。ルールにも意外な盲点があります。スマホで気軽にできますよ。親子で問題を出し合うのも面白いと思います。何ごとも、工夫次第です。家でダラダラ、ゴロゴロしながらでも野球脳を磨くことはできます。ぜひ、お試しを!!

よしい・けんじ


プロフィール 1966(昭和41)年1月24日生まれ54歳、香川県東かがわ市出身。三本松高校、卒業後は西濃運輸、シダックスで投手として活躍。2005年からシダックス、07年からは日本文理大硬式野球部でコーチを務め、17年にセガサミー入り。

 

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