レッツ"家トレ"(5)   セガサミー野球部・吉井憲治コーチ(2)

2020年6月11日 08時44分
 社会人野球・セガサミーの野球部選手・スタッフがとっておきの“家トレ”を教えてくれる本連載。4日付紙面に続き、吉井憲治コーチによる、ピッチャーができる家トレの紹介です。

生活の中で工夫しよう


 何ごとも創意工夫が大切です。日常生活のありとあらゆる場面が練習場になります。
 たとえば、風呂場です。写真のようにお湯や水を入れたコップを逆シングルの要領で持ち、ヒジを上げる動作から最後のリリースまで、コップの中身をこぼさないように投球動作をしてみてください。

見本にボールを置いたが、お風呂ではコップの中に水を入れてやってみよう。腕振りのスタートはここからだ

エンゼルスの大谷君の肩、ヒジの動き、動作はこのコップ投げのようになっているので、ぜひ、今度、テレビやYouTubeなどで見てみてください。理想の肩、ヒジの使い方は諸説ありまして、コップ投げの動作が理想型とは言いませんが、肩、ヒジの柔軟性を養う格好のストレッチトレーニングになります。また、風呂の中で水圧を利用して手首のスナップの鍛錬もできます。これは、親子でできるんじゃないですか? 長風呂でのぼせないようにしてください。

そのまま、真っすぐ上に肘を引き上げる。コップは上を向いたままだ


そのまま肘を前に出す。コップはずっと上を向いたままで、水はこぼれない。これが腕振りの基本だ


 あとは、シャドーピッチングもいいですね。一口にシャドーと言っても、奥が深く何種類もありますが、ここでは置いとくとして、オーソドックスなシャドーで十分です。ボクは4人兄弟で家も狭かったので家の中ではできませんでしたが、外の街灯の下でよくやってました。家の中なら窓ガラスに映る自分の姿や三面鏡でもフォームをチェックできますが、ボクの場合、地面に映る自分の影でフォームをチェックしてました。まさに、影が友達の孤独な?シャドーピッチングだったわけですが、やる気になればどこでもできるんですよ。気を付けてほしいのは、腕を振るときに手の甲を上にしてそのまま下に振らないでください。ヒジを痛める可能性がかなり高いので要注意です。試すのもやめてくださいよ。代わりに、親指を下にして腕を振り下ろすようにしてください。ここは、すごく大事です。

【メニュー】お風呂でできる家トレ


 お風呂の水を入れたコップを持って、水をこぼさないように腕を使い投球時の腕振りを確認してみよう。
 湯船の中で手首を動かすなど、水圧がかかる状態での運動も立派な家トレ!

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