<この人>最年少17歳で王位戦挑戦者に決まった藤井聡太さん

2020年6月24日 05時55分

王位戦の挑戦者に決まった藤井聡太七段

 「持ち時間が8時間の対局は初めて。じっくり考えられるのは楽しみ」。第61期王位戦(東京新聞主催)の挑戦者決定戦で永瀬拓矢二冠(27)に快勝し、初の2日制7番勝負への期待を膨らませた。
 幼稚園のころ、祖母が買ってきた初心者向けの盤駒で将棋と出合った。プロ棋士が少ない東海地方で、早くから才能を見いだされた。
 2016年、史上5人目の中学生棋士としてプロ入り。いきなりの29連勝で歴代連勝記録を塗り替え、一躍時の人に。その後も最年少での七段昇段、史上初の3年連続勝率8割超えなど、次々と新記録を樹立してきた。
 目標の8大タイトルはデビューから3年半、今月8日の棋聖戦で初めて挑戦者になった。王位戦で二2つ目の挑戦権を獲得し、高校3年生にしてダブルタイトル戦を戦う。
 7月からの王位戦7番勝負の相手は昨年、史上最年長で初タイトルを手にした木村一基王位(47)。「最年長」と「最年少」がぶつかるドラマチックなシリーズとして、ファンの熱視線を浴びそうだ。
 「しっかり体調を整えていい勝負をしたい」。愛知県瀬戸市在住。(岡村淳司)

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