シャンシャンこっち向いて! 上野動物園4カ月ぶり再開

2020年6月24日 07時06分

丸太の上に登るシャンシャン

 上野動物園(台東区)が二十三日、約四カ月ぶりに営業を再開し、多くの人が動物たちと再会し、笑顔を見せていた。新型コロナウイルスの影響で過去最長の百十五日間休園していた。再開にあたっては、感染拡大防止のために入場者数を制限するなど新たなルールが設けられた。 (天田優里)

シャンシャンに手を振る来園者ら=いずれも台東区で

 この日は午前十時の開門前から、パンダグッズなどを手にした家族連れらが列を作った。予約制で、来園を一日四千人に制限。「密」にならないように事前に入場時刻を指定した整理券を配布して、来園者にはマスク着用や間隔を空けての観覧を呼び掛けた。
 密集を作らないよう、入場したら、まず最初にジャイアントパンダを観覧するルートを歩く。十二日に三歳になったばかりのシャンシャンは、水浴びしたり、竹を食べたりしていた。その成長ぶりを見て、来場者たちは「こっち向いて」「シャンシャーン」などと歓声を上げていた。観覧は一人一回の限定で、写真撮影は禁止。
 午前五時に先頭に並んだ会社経営者の川添尚子さん(53)=練馬区=は、「シャンシャンに会えなくて心が折れそうだった。成長を見るのを楽しみにしていたので、再開園はありがたい」と喜んだ。冨田恭正副園長は「再開できて正直ほっとしている。ただ、都内では感染者がまだ出ているので、引き続き注意していきたい」と話した。
 園にはこれまで土日は二万〜三万人、平日は一万人ほどが来園していたが、今後は毎週火曜から翌週の分をインターネットか電話で入場予約を受け付ける。先着順。開園時間は通常よりも短縮し、午前十時〜午後四時。
 都の施設では同日、葛西臨海水族園(江戸川区)も営業を再開した。

前後の人との距離を保つために張られたパンダの足形が書かれたシート


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