一首のものがたり 短歌(うた)が生まれるとき

加古陽治 著
1,430円 (本体価格1,300円)
ISBN 9784808310110
四六判 並製 200P
[在庫:有り]
一首のストーリーから、一生のヒストリーへ。
著者が掘り起こした物語に、何度も胸が熱くなりました。 俵万智
 恋の歌、家族の歌、若者の歌、戦争の歌、都市の歌、そして死の歌。三十一音の織りなす短歌の小さな世界の裏側には、さまざまな物語があります。俵万智の「サラダ記念日」は、どのようにしてできたのか。学生歌人・岸上大作の自死を招いた失恋の真相は何か。立て看板に書かれた詠み人知らずの名歌は、誰が詠んだのか。戦争に引き裂かれた若者の恋の、意外な結末は――。
 歌詠みでもある新聞記者が一首に秘められたものがたりを追い、知られざる事実を明らかにします。これは二十七首の短歌をめぐるルポであり、エッセイであり、調査報告であり、短編集でもあります。