菅原一秀前経産相を不起訴 有権者への香典提供巡り

2020年6月25日 12時25分

菅原一秀前経産相

 自民党の菅原一秀いっしゅう前経済産業相(58)=衆院東京9区=の秘書が代理で香典を渡すなどした公選法違反事件で、東京地検特捜部は25日、菅原氏を不起訴処分とした。特捜部は処分の内容や理由を明らかにしていないが、やむを得ない場合を除き自身が弔問していたなどとして、起訴猶予にしたとみられる。
 菅原氏は昨年10月、練馬区で行われた有権者の通夜で、公設秘書が香典を渡すなどしたと週刊誌に報じられ、経産相を辞任した。公選法は香典を議員本人が持参することは認めているが、秘書が代理で渡すことは禁じている。
 菅原氏は16日の記者会見で、秘書による香典の持参や故人の枕元に飾る枕花の提供が、2017~19年に年平均で約30万円あったと説明。「9割は私自身が香典を渡していたが、海外にいたり国会で夜遅くなったりして、秘書に渡してもらうこともあった」と述べていた。
 特捜部は今月、菅原氏や複数の秘書らを集中的に聴取するなどしていた。

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