菅官房長官「辺野古は進める」 追加費用・工期延長は地上イージスと同じなのに

2020年6月26日 05時50分

記者会見する菅官房長官=25日、首相官邸

 菅義偉官房長官は25日の記者会見で、地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の配備計画断念に関連し、同様に追加費用や工期延長が必要となる沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設について「法治国家であり、法律に基づいて進めさせていただいている」と話し、計画を見直さない考えを示した。
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 菅氏は、辺野古の埋め立て海域で見つかった軟弱地盤により、難工事となっても建設を中止しない理由について、琉球新報の記者が地元への丁寧な説明を求めたのに対し「たびたび説明している。住環境や自然環境に十分配慮しながら進めている」と述べた。工事をやめない理由は語らなかった。
 辺野古新基地の建設は、軟弱地盤改良などのため、総事業費が当初想定の約2・7倍の9300億円に増大。工期も当初計画の5年から約9年3カ月に延び、米軍普天間飛行場(宜野湾市)返還のめども立っていない。(妹尾聡太)

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