<新型コロナ>江戸川のホールで世界的ピアノ スタインウェイ、弾いてみて

2020年6月26日 06時33分

小ホールで、スタインウェイのピアノを弾く男性=江戸川区で(区提供)

 江戸川区総合文化センター(中央四)は今月中旬から、新型コロナウイルスの影響で予約の空きが出た大、小ホールで、世界的なピアノメーカー「スタインウェイ」のグランドピアノを一般の人が弾くことができる試奏会を始めた。八月までの予定で、区では、晴れの気分を味わってほしいとしている。 (井上幸一)
 区によると、スタインウェイのピアノは主にコンサートなどで使われ、高価なため個人で持つことは難しい。高音部が低音部に負けず華やかで、ホールの隅々まで音が届く。文化センターでは二台所有。ステージ上の音響反射板で適度な残響が感じられるホールは、演奏家らから高く評価されているという。
 コロナ禍で臨時休館していたセンターは、五月二十六日から営業を再開した。ただ、イベントの中止や延期を受け、大、小のホールの予約は例年の一割以下。施設を有効活用しようと、一九八三年の開館以来初となる試奏会を企画した。
 センターでは、コロナ感染予防策として、常時換気をし、利用時間の間隔をとり、ドアノブやいすを消毒。ピアノは直接消毒できないため、利用者には手指の消毒の徹底を呼び掛けている。
 小ホールでピアノを弾いた区内の男性は「長期間の自粛生活での緊張がほぐれた。あっという間の一時間」と話す。浜本和男館長は、「使われる機会が減ってしまったピアノが待っている。ぜひ、座席数千五百人規模の大きな舞台(大ホール)で弾いてみて」と呼び掛ける。
 試奏は午前十時、午後二時、四時、七時からの各一時間で一日四枠。一つの枠の定員は一組五人まで。参加費は一組二千円。区民に限らず四歳以上から参加でき、中学生までは保護者の同伴が必要。予約は先着順で、センター=電03(3652)1106(午前九時〜午後九時半)=へ。現在は七月分まで受け付け中。 

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