サクラマス新魚種開発 県水産試験場が今秋に釣り場出荷 親しまれる愛称募る

2020年6月26日 07時14分

通常よりも体が大きくなるサクラマスの新魚種(栃木県提供)

 県水産試験場は、体が大きくなり、釣りでは引きがより強くなる「サクラマス」の新魚種を開発した。全国に先駆けて今秋、県内の管理釣り場に本格出荷する。多くの人に親しまれるよう愛称を募集している。
 県によると、新魚種は雌でも卵を持たないよう改良されている。通常の雌は体長四〇センチほどで産卵して死んでしまうが、新魚種は五〇センチほどまで大きくなる。
 県がニジマスを大きくなるよう改良して商標登録した「ヤシオマス」の技術を応用しており、遺伝子組み換えは行っていない。
 当初はスポーツフィッシングができる県内の管理釣り場に出荷する。栄養分を卵に奪われることなく、食べたときの味わいも良いため、食用としての活用も検討している。
 新魚種は、県なかがわ水遊園(大田原市)で展示している。名称は同水遊園のホームページから応募できる。七月末まで。採用されれば、同園の年間パスポートなどが贈られる。
 ヤシオマスは脂が乗って臭みもなく、食材としても人気がある。県の担当者は「新魚種も親しまれる愛称で呼ばれ、第二のヤシオマスに育つよう期待している」と応募を呼び掛けている。(小川直人)

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