真 東京03探検隊 ごはん処 あだち

2017年7月26日 09時00分

21世紀の東京に実在する"秘境"
人気お笑いトリオ「東京03」が知られざる名所を切り開く!

"知る人ぞ知るお店"や"マニアックな施設"など、東京にはまだまだ知られざるディープなスポットが存在します。
そんな都内の"未開の地"にまつわる噂を、人気お笑いトリオ「東京03」が探検隊として実際に行って検証する人気連載!

フードファイターでも成し得なかった
伝説のデカ盛りを求めて……。
【検証】素人でも人数を揃えればデカ盛りを制覇できるのか!?

「大食い」という言葉が流行した2000年代初頭。
数々の大食いバトルが繰り広げられ、フードファイターと呼ばれる人たちが台頭した時代である。
食べる人がいるのであれば、当然食べ物を提供する店もあるわけで……。
そんな「デカ盛り」を売りにするお店のなかで、もはや別格ともいうべき存在があるのをご存知だろうか?
その店には、これまで幾多のフードファイターが挑戦に訪れたものの、いまだ破られたことのないメニューが存在するらしい。
今回は、そのメニューを3人がかりで制覇するべく、秋葉原へと足を運んだ東京03探検隊!
というわけで訪れたのは秋葉原にある「ごはん処 あだち」さん。
知る人ぞ知る "デカ盛り" の聖地です。

<飯塚隊員>「"デカ盛り" だか "激盛り" だか知らんけど、3人がかりなら楽勝でしょ?」
<角田隊員>「この撮影のために、担当者から『飯抜いてこいっ!』っていわれてたからね。事前準備は万全ですよ!」
<豊本隊員>「飯抜き忘れて軽食とって来ちゃったけど…なんとかなるべ?」
実は入り口にメニューが書いてあり、非常識なまでの米の分量の注意書きまであるのだが…。
気づかない探検隊一同は、根拠のない自信を胸に店内へと飛び込んでいってしまった。
まぁ、気づいたところですでにどうしようもないけどね。

店主「いらっしゃい! お客さん初めてかい?」
「初めてのお客さんには、必ず先にこの注意事項を説明してんだ。
ちゅーわけで、これ読んで見てね。 じゃないとメチャクチャ後悔することになるからさ。」
そうなんです。このお店は出てくる米の量が尋常じゃないんです。
少なめですら8合という、破壊力抜群の分量。
しかも親父さんが適当なもんだから、それよりも確実に多く盛られるそう。

店主「まぁ、人間が食える量じゃないよね。さすがに大盛りはフードファイターでも完食できた人はいないから、普段は言われても出していないんだ(笑)。だから、今日は "普通盛り" でチャレンジしてごらん。」
<角田隊員>「よし!普通盛りならいけるんじゃない? だって、こっちは3人いるんだよ!楽勝でしょ!」
<飯塚隊員>「いやいや、それでも無理だろ…ひとり1kg の米だぞ?」
<豊本隊員>「俺ら全員40代ってこと忘れてないか?」
店主「うん、多分無理だと思うからさ、カメラマンとか他のスタッフも含めて挑戦してみれば丁度いいかもよ。」

というわけで、ちょうど昼食の時間ということもあり、スタッフも含めて7名でお食事することにしました。
全員が「あだちサービスセット」のおかずだけを注文し、ごはんは「普通盛り」を1つ分だけ。
そのごはんをみんなでシェアする方式です。
ついでに絵柄がさみしいこともあって「ネギトロ丼」と「ナス味噌」も追加で注文。
ちなみに、これが「あだちサービスセット」。
初めて来店した人の8割以上が、まずはこれを選ぶという人気メニューです。

<飯塚隊員>「メニューの写真を見た感じだと、おかずのボリュームは大したことなさそうだから、なんとかなるんじゃない?」
<豊本隊員>「ネギトロ丼が追加されたとはいえ、さすがに7人いれば楽勝でしょ?」
<角田隊員>「今回の取材は、楽勝な臭いがしてきた!ちゃちゃっとすませちゃうよ~!」

常識を逸したデカ盛りの正体とは!?

さっそく料理の準備にとりかかる親父さん。
どうやらネギトロのご飯を盛っているようなのだが、すでに量がおかしい…
でてきたのがコレ!
明らかに「ネギトロ丼」じゃないし…。
これ「海鮮丼」だと思うのは私だけじゃないはず…
人気 N0.3 のメニュー「ナス味噌炒め」。
ご飯が進むように、味は甘めで濃口とのこと。
そして真打登場。
迫力の「あだちサービスセット」のメインディッシュ。
これだけみると、大したボリュームに見えないんですけどね……。
最後にごはんを盛る親父さん。
せっせ、せっせとご飯を盛ります。
どこまで盛るんじゃいっ!
間違いなく、この人頭がおかしいと思った瞬間です。
でてきたご飯がコチラ!
もう、笑うしかない分量です。
飯塚さん、笑が止まらなくなっています…。

<豊本隊員>「どーすんだこれ? 写真で見るのと、実物にはとんでもなく大きな差が…。」
<角田隊員>「とにかく食べてみるしかないよね。追加で頼んだネギトロが余計だったような…。」
普通盛りのご飯を各人のお茶碗代わりの寿司桶に移してみました。
これで少なめの1人前くらいです。

いざ実食! 果たしてお味はいかがなもの?

<飯塚隊員>「お腹は減っているから、とにかく美味そう!早速いただきま~す!」
<角田隊員>「揚げたてのからあげ、むっちゃ美味いじゃん!」
<豊本隊員>「本当だ!カレー味がついていて、めちゃくちゃご飯にあう!」
店主「ここは大田市場に移る前は神田青果市場だったの。うちはその市場の人たちに向けたお店だったんだ。その時からの人気メニューが、そのからあげ。」
<飯塚隊員>「たしかに市場の人たちって、味にうるさいイメージあるから、そこで人気だったってことは、プロも認める味ってことか。アチチ!」
ひたすら黙々と食べ進める探検隊。
延々と神田のお祭りや江戸っ子について語る親父さん。
江戸っ子気質で、ちゃきちゃきなおしゃべりが止まらない……。

<豊本隊員>「だめだ…。もう限界を越えすぎて、親父さんの言葉も聞こえなくなってきた。」
<角田隊員>「おれもパンパンだ。そして親父さんの声は聞こえない…。」
<飯塚隊員>「ぷふ~。親父さんの声…(以下同文)。」
お米の分量ばかりに目が行きがちなのだが、実はこのおかず、大きめの唐揚げ3個をどけてみると、春巻き、コロッケ、厚揚げ、おでん(煮物)など、実にボリューミーだったりする。
「揚げ物の下に汁物って、何だよ……。絶対盛り方おかしいだろ…。」
とっとと諦めモードで、すでにまったりし始めている豊本隊員。
横目にあるものを見つけて……。
このお店、分量が多いのは食事に限らないようである。
飲み物のアルコールの分量も "やっちゃ場仕様" とのこと。
ちょっとよそ見している間に、角田隊員の桶にご飯を追加投入する飯塚隊員。
この時点で角田隊員はすでに3杯目!
偉いぞ角田隊員!凄いぞ角田隊員!
角田隊員の健闘も虚しく、完全に意気消沈の探検隊……。
悲壮感しか伝わってきませんね…。
ごめんなさい、完食できませんでした。
※このあと、スタッフ一同で美味しくいただきました(嘘)

【検証】
伝説の "デカ盛り" は7人がかりでも無理っ!
でも、普通のデカ盛りなら、多分いける!


というわけで、
秋葉原にあるデカ盛りの聖地にはまさに『難攻不落』の言葉が相応しいメニューがあった。
考えてみれば、人間の胃袋にごはんが2升も入るわけがないっ!
そもそも普通盛りの 8 合だって、お米の分量だけの話。
ここにおかずと小鉢とみそ汁がついてくるわけで、合わせたら1食で4kg くらいある……。
どうして、こんな分量なのかを親父さんに伺ったところ、"やっちゃ場" の人を満足させるために始めたことが、だんだんエスカレートして、こうなっちゃったのだそう。
もちろん、先代からのつきあいで、米問屋から安く仕入れられるからこそのメニューなのだとか。
ちなみに、この定食は夜でもお値段が気持ち程度高くなるだけで、注文すれば出てくるらしい…。
最後に、この戦地へ赴く勇ましい戦士たちに一言だけ伝えておきたいことがある。
親父さんは、どんなに少なめを注文しても、絶対に説明された分量よりも、かなり多めで盛ってくるから要注意!

ごはん処 あだち
秋葉原にひっそりと佇む、デカ盛りの聖地。もともとは市場用の食堂であったものの、市場自体が移転してしまったため、現在の営業状態へと進化したのだという。しかしながら、親父さんの性格からして市場が移動しなくても、遅かれ早かれこうなったに違いない。江戸っ子気質が溢れる親父さんに合ってみたい人は是非!
東京都千代田区外神田 3-11-6
03-3253-3017
営業時間:[月~金]11:30~15:00/17:00 ~23:30[ 土・日 ]11:30~15:00

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