<都知事選 わたしたちの一票>日本の先頭に立つ東京を 墨田の医療材会社社長・森崇さん(60)

2020年6月27日 07時00分
 都知事は、世界の変化に対応できるダイナミックな都市をつくってほしいです。大学卒業後、商社や精密機械、外資系企業で働き、新規事業の立ち上げのほかリストラや買収にもかかわってきました。外資系企業では日本との企業文化の違いも経験し、三十年以上の会社勤めで感じたのは、日本の企業、特に大企業の幹部はリスクや挑戦を避け、有能な人材が埋もれてしまっているということです。
 世界を見渡すと、IT技術などを通じて新しい産業が次々と生まれ、「ユニコーン」と呼ばれる新興有望企業も台頭しています。私は一月から、米国の医療材メーカーの日本子会社の社長を務めていますが、いつかは医療分野で起業したいと思っています。起業セミナーにも何度か参加しましたが、起業家も参加者も二十代、三十代の若い人が目立ちます。
 こうした起業家精神が旺盛な若者を支援する仕組みが必要だと感じています。例えば、起業したい人たちが交流できる場の創出やものづくりをできる実験施設の開放、さらに初期段階の資金の支援も必要になります。
 今は新型コロナの影響でこれまでの考えや常識が変わるパラダイムシフトが起きています。働き方も多様になり、テレワークや兼業も当たり前になります。
 東京都の予算規模はスウェーデンを超えており、全国の自治体に与える影響も大きいです。東京が日本の先頭に立つ社会づくりを進めてほしいです。

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