藤井聡太七段が最年少タイトルに王手 将棋の棋聖戦第2局で連勝

2020年6月29日 05時55分

第91期棋聖戦5番勝負の第2局で渡辺明棋聖を破り、感想戦で対局を振り返る藤井聡太七段=28日夜、東京都渋谷区の将棋会館で(日本将棋連盟提供)

 将棋の高校生棋士藤井聡太七段(17)が渡辺明棋聖(36)=三冠=に挑む「第91期棋聖戦」5番勝負の第2局が28日、東京都渋谷区の将棋会館であった。絶好調の藤井七段が90手で勝ち、開幕から2連勝。史上最年少でのタイトル獲得に王手をかけた。
 対局は持ち時間各4時間。後手番の藤井七段が中盤からリードを広げ、危なげなく勝ちきった。
 終局後、藤井七段は「ここまでいい状態で指せている。5番勝負は5局で1つの将棋。次戦も今までと変わらない気持ちで臨みたい」、渡辺三冠は「今日はちょっと差がついてしまった。もう少しいい将棋を指さなければ」と話した。
 5番勝負は先に3勝した方が棋聖になる。第3局は7月9日、東京都千代田区の都市センターホテルで指される。
 藤井七段は王位戦(東京新聞主催)でも挑戦者になり、同月1日から木村一基王位(47)と7番勝負を戦う。両棋戦のいずれかで勝てば、屋敷伸之九段(48)が保持するタイトル獲得の最年少記録(18歳6カ月)を塗り替える。棋聖戦第2局の立会人を務めた屋敷九段は「リスクが高い手を藤井七段が思い切って指したので驚いた。タイトル戦が2戦目とは思えない落ち着きぶりで、私の記録の更新も現実味を帯びてきた」と脱帽していた。

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