<新型コロナ>感染予防対策を助言 高齢者福祉施設で講座 市立川崎病院

2020年6月29日 07時04分

館内を見て回り、コロナ対策の助言をする井原さん(右から2人目)=川崎区で

 新型コロナウイルスの感染者を受け入れている市立川崎病院は、経験を生かし、高齢者福祉施設のスタッフらを対象に、感染予防対策などに関する出前講座を始めた。
 初回は介護老人福祉施設「大師の里」(川崎区)で二十三日に実施。感染管理認定看護師の井原正人さん(48)が、新型コロナウイルス感染症とはどんな病気かを説明。第二波に備えての対策などを話すと、職員ら約二十人が熱心に耳を傾けた。
 同施設の在宅管理部長の古敷谷耕平さん(36)が「訪問理美容や訪問マッサージを再開してもいいか」と質問。井原さんが「お互いにマスクをしながら再開し、徐々に通常の生活を取り戻すことが大切」と答えると、古敷谷さんはホッとした表情でうなずいた。
 井原さんは「高齢者施設の中にウイルスを持ち込まないようにするのが一番大事。できれば通所者が同居する家族の体調も聞いた方がいい」と話し、「どんなことでも相談してください。これからも気を抜かないで」と呼び掛けた。
 出前講座は川崎、幸区の施設を巡回。八月初旬までに少なくとも計七カ所を回る予定。施設ごとの取り組みの相談にも乗るという。 (高橋ななみ)

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