死亡手続き ワンストップで 来月から専用窓口 取手市

2020年6月29日 07時07分
 家族などが亡くなった時の行政手続きの負担を減らそうと、取手市は七月一日、一カ所で一度に手続きを終えられるワンストップの専用窓口「おくやみデスク」を市役所本庁舎に開設する。これまでは平均五、六カ所の課を回る必要があった。市によると、県内で同様のサービスは小美玉市に次いで二例目。
 亡くなった時に必要な手続きは、主に健康保険や年金、税の関連など。介護保険を受けていたり、相続する資産を持っていたりするなど、人によって手続きの数や内容は異なる。
 現在は死亡届が出されると、市は遺族に対し、死亡時の一般的な手続きの一覧表を渡している。遺族は必要な手続きを判断し、市役所の各課を回っている。
 新方式では、市は死亡届の受理から約一週間後、必要な行政手続きを各課で調べ、遺族に案内を郵送。遺族は予約して「おくやみデスク」を訪れれば、一度に手続きを済ませることができる。
 従来は担当課が多いために何度も待ち時間が生じ、同じ内容を各課で話さなければいけないなど、遺族の負担になっていた。所要時間は、平均二、三時間から、一時間半程度に短縮できると見込む。
 取手市が二〇一九年度に受け付けた死亡届は千百九十五件で、一日当たり四・九件。四月下旬に「市長への手紙」に要望があったことから導入した。(宮本隆康)

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