水没した街にスカイツリー!? 温暖化が進んだ未来のイラスト、WWFが都道府県ごとに公開

2020年6月29日 10時23分

東京都のイラストでは、水没した街にスカイツリーがそびえる=WWFジャパン提供

 気候危機で、あなたの故郷や住んでいる場所が全く違う風景になってしまうかもー。世界自然保護基金(WWF)ジャパンは、地球温暖化が進んだ今世紀末の各地の様子を、都道府県ごとにイラストで紹介した特設サイト「未来47景」をインターネットで公開した。太陽光発電の導入など危機を避けるための行動も例示し、「未来を変えよう!」と呼び掛けている。
 水没した街にそびえる東京スカイツリー、名古屋の地下街は水の通り道になり、金沢のひがし茶屋街も水浸しに。お茶の名産地・静岡では五月初めの八十八夜が夏の陽気になる―。各地の名所や名産を絡めたイラストは、世界の平均気温が現在よりも約四度上昇した時の各地の景色だ。
 温暖化対策をしない場合、今世紀末には平均気温が二・六~四・八度上昇すると、国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は予測している。環境省や気象庁などは、日本での気温上昇や洪水の増加などを予測しており、イラストはこれを踏まえた。
 企画を担当したコミュニケーションズ&マーケティング室の増本香織さんは「新型コロナウイルスの影響で、暮らしを見つめ直す人は多い。物差しの一つに『気候危機を防ぐには?』を意識してもらえれば」と語った。
 特設サイトは「未来47景」で検索。イラストはダウンロードして、ポスターにも使える。 (福岡範行)

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