Jリーグでマイボトル導入 給水タイムが勝負を左右?

2020年6月30日 05時55分
 7月4日のJ1再開で全カテゴリーが再始動するJリーグで、試合中の給水方法が課題となっている。新型コロナウイルス感染リスクを抑えるためJリーグが示すガイドラインでは、選手は個々の給水ボトルを使うよう求められるが、新様式に戸惑いも浮かぶ。

東京V-町田 後半、給水タイムにマスクと手袋を着けて水を渡すスタッフ(右)とマスクをずらして指示を出す永井秀樹監督(右から2人目)=27日、味スタで

 Jリーグは9月末までは暑熱対策として、気象条件に関係なく前後半に1回ずつ給水タイムを設ける。J1より1週早く再開したJ2の東京V―町田戦では前半26分と後半24分ごろ、ボールが外に出るなどした機会に主審が2分ほど時間を確保したが、難しいのはプレー中だ。
 「例えば自分の目の前でスローインになって、いつもなら横にボトルがあってすぐに飲めるが、それができない」。J1再開を控えるFC東京の右サイドバック、室屋はそう漏らす。
 これまで各チームはピッチ脇にボトルを並べるなどし、選手がそれぞれのタイミングで手近なものを手に取ってきた。新様式では、ファウルなどでプレーが止まる以外の場面で、自分のボトルを探して飲む余裕があるだろうか。
 梅雨特有の蒸し暑さや、梅雨が明ければ気温も上昇する。Jリーグは5月に再開したドイツを参考にガイドラインを策定したが、欧州との気候の違いから給水に関する有益な知見は得られなかったという。
 試合中の水分摂取は選手のパフォーマンスを左右する。「無意識、ほぼ
流れの中で飲む感じなので、それができないのは多少のストレスかも」と室屋。J1鹿島の杉岡は「自分のボトルが1本だとなかなか試合中に飲めないので、飲まない前提でやらないといけない。だから給水タイムはすごく必要」と話す。(唐沢裕亮)

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