老舗べっ甲店、300年歴史に幕 長崎、国文化財の建物解体へ

2020年6月30日 18時45分 (共同通信)
 閉店した「江崎べっ甲店」の店内=6月4日、長崎市

 閉店した「江崎べっ甲店」の店内=6月4日、長崎市

  •  閉店した「江崎べっ甲店」の店内=6月4日、長崎市
 江戸時代の1709年に創業した長崎市の老舗「江崎べっ甲店」が30日、閉店した。現在の店舗は1898年築で、国の登録有形文化財だが、7月1日から解体の予定。職人の後継者不在や原料の入手困難などが理由で、9代目の江崎淑夫社長(78)は「余力のあるうちの閉店を決断した。今の気持ちは一言では表せない」と取材に話した。
 店舗は黒いしっくいの外壁が特徴的な和洋折衷の木造2階建て。観光名所「眼鏡橋」近くにあり、街のシンボルの一つとして親しまれてきた。店によると、帝政ロシア最後の皇帝ニコライ2世が来店したこともある。

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