新宿住友ビル「新生」 改修終え、きょう開業 ガラス天井のイベント空間も 

2020年7月1日 07時27分

ガラスの天井で覆われた三角広場=新宿区で

 三角形の外観が目印の「新宿住友ビル」(新宿区西新宿)の改修工事が完了し、七月一日に開業する。ビルは低層部がスカートの裾のように広がっており、そこに、にぎわいを創出するためのイベント空間を設けた。
 ビルは、住友不動産が管理運営。五十二階建て、高さ二百十メートルで、都営大江戸線の「都庁前」駅と直結する。
 イベント空間は、面積約二千六百平方メートルで、屋根や側面がガラスで覆われている。天井の高さは最大二十五メートル。大型モニターがあり、スポーツや音楽などの大規模イベントが楽しめる。最大収容人数は約二千人。天候に左右されずに利用できる。名称は「三角広場」。
 災害時には二千八百五十人の帰宅困難者らを受け入れることができる。三日分の防災用具も備蓄する。地下にはホール(約千百平方メートル)もある。
 工事計画は一九九六年から構想。国家戦略特区の枠組みを活用し、二〇一七年九月に着工。ビル周辺の青空広場を屋内広場に作り替えた。新型コロナウイルスの影響で、オープンは一カ月遅れとなった。
 このビルで三十日、記者会見した住友不動産の宮川享之(たかゆき)・新宿事業所長は「土日は静かな西新宿に、にぎわいを取り戻すため、明るく開放的な屋内空間にした」と話した。 (中村真暁)

関連キーワード

PR情報

東京の最新ニュース

記事一覧