<新型コロナ>受診者の負担軽減 今月から練馬区、唾液でPCR検査

2020年7月1日 07時25分

 練馬区は三十日、新型コロナウイルスの感染を調べるPCR検査で、唾液を使う方法を七月から区内の診療所で始めると発表した。専用の容器に唾液を入れるだけなので検査の負担が少なく、医療者の感染リスクを下げる利点がある。
 区によると、受診するには、区のコールセンターに電話し、案内された診療所で診察を受ける。検査の必要があると医師が判断すれば、唾液を採取する。
 従来の方法では、鼻の奥に綿棒を差し込んで粘液をぬぐうため、患者のくしゃみで飛沫(ひまつ)感染の恐れがあった。医療者が防護服を着る手間が省け、夏場の熱中症対策にもなる。
 都から認定された診療所から順次始め、百カ所を超える見込みという。
 初診料などを除き、検査費用は無料。区の担当者は「身近な診療所でPCR検査が受けられるようになる。第二波、第三波に備えて、検査態勢を充実させていきたい」と話している。
 厚生労働省は六月、発症から九日以内では、従来の検査法と精度に差がないという研究結果を基に、唾液によるPCR検査を認めていた。 (三輪喜人)

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