あおり運転NO!!県警一丸 大黒PAで取り締まり出発式

2020年7月1日 07時15分

取り締まりに出発する白バイ隊=横浜市鶴見区で

 あおり運転の厳罰化を盛り込んだ改正道交法が施行された三十日、県警は、横浜市鶴見区の首都高速道路大黒パーキングエリアで取り締まりの出発式を行った。
 あおり運転が大きな社会問題となったのは二〇一七年六月、大井町の東名高速道路で、無理やり停車させられた車にトラックが追突し、夫婦が死亡した事故がきっかけ。あおり運転を直接取り締まる法律はなく、警察庁は一八年一月、暴行罪などあらゆる法令を駆使した捜査を全国の警察に指示した。同年、県内で道交法の車間距離保持義務違反で摘発した件数は前年の約二・五倍の六百五件。翌一九年は八百六十五件とさらに増えた。
 改正道交法は不必要なブレーキや強引な追い越し、幅寄せ・蛇行運転など十種類の行為を、あおり運転として類型化した。事故を起こしていなくても摘発の対象となる。罰則は三年以下の懲役または五十万円以下の罰金で、著しい危険を生じさせた場合は五年以下の懲役または百万円以下の罰金。あおり運転と判断されれば、一回の違反で免許取り消しとなる。
 出発式には、交通機動隊や高速隊の白バイやパトカー計二十一台が集結。上空から監視する航空隊のヘリコプターも駆けつけた。中崎敦交通部長は「東名高速で起きた悲惨な事故を発端に法律が改正された。あらゆる手段を駆使し、法改正の趣旨を周知してほしい」と訓示した。(土屋晴康)

関連キーワード

PR情報