宇都宮駅東口、初のトップ 20年の県内路線価

2020年7月2日 08時19分

県内最高路線価となった宇都宮駅東口駅前ロータリー=宇都宮市で

 関東信越国税局が一日に発表した今年一月一日現在の路線価で、宇都宮市宮みらいの宇都宮駅東口駅前ロータリーが一平方メートル当たり二十九万円で、記録が残る一九八九年以来、初めて県内最高になった。変動率は13・7%増だった。 (小川直人)
 最高地点は宇都宮市の中心市街地に当たる馬場通り2の大通りが続いていた。県不動産鑑定士協会の鈴木健司会長は「宇都宮駅や、整備が進む次世代型路面電車(LRT)の沿線周辺は不動産取引が活発化している」と分析している。
 県内の調査対象は約四千九百地点。県全体の平均変動率は前年比0・3%減で、調査方法が変わった二〇一〇年以来十一年連続の下落となった。
 県内八つの税務署管内の最高路線価で上昇したのは宇都宮のみで、栃木など三署が横ばい、足利など四署が下落。昨年は横ばいだった足利と鹿沼が下落に転じたことなどが、平均にも影響したとみられる。
 税務署別最高路線価で下落幅が最も大きかったのは、真岡税務署管内で真岡市大谷本町の市道238号線となり、2・7%減、同三万六千円だった。
 鈴木会長は「県内地価は回復傾向にあったが、新型コロナウイルスの影響を注視する必要がある」と話している。

関連キーワード

PR情報