千葉で新たに11人感染 4月24日以来の1日2桁<新型コロナ>

2020年7月2日 18時14分

多くの人が行き交うJR千葉駅前

 千葉県内で2日、新たに11人が新型コロナウイルスに感染したことが確認された。1日で2桁の感染者発表は4月24日以来。県が設定した警報や休業再要請を判断する3つの指標のうち、直近1週間の1日当たりの平均感染者数が5人を超えるなど2項目で「警報」の目安を超えたが、発令はなかった。最近の県内の感染者は東京由来や若年層がともに6割前後を占め、県は警戒を強めている。 (中谷秀樹)
 県内で2日、感染が分かったのは、20代~90歳以上の男女11人で、うち東京への往来が確認されたのは6人。内訳は、市川市と松戸市がそれぞれ3人、浦安市が2人、野田、佐倉、市川の各市が1人ずつ。
 県によると、2日現在の直近1週間の平均感染者数は5.9人となり、5月下旬に示した警報の判断基準の「5人以上」を初めて超えた。森田健作知事は「東京都の新規感染者が100人を超え、県としても緊張感を持って行動する必要がある」とコメントを発表した。久保秀一県健康危機対策監は「なだらかな増え方で、まだ警報を出すレベルでない」と述べ、数値だけで発令を判断しない考えを示した。
 県によると、県をまたぐ往来が解除された3日後の6月22日から今月2日までの感染者50人(行動歴不明の4人を除く)のうち、58%に当たる29人が東京都に往来や飲食をするなどしていた。
 東京でのクラスター(集団感染)の疑いが強い事例も確認されている。2日に発表された市川市の40代の男性会社員と浦安市の20代の男性会社員を含む20~70代の男女7人は、6月20日に都内の居酒屋に20人以上で居合わせ、店内のテレビでスポーツ観戦を楽しむなどしていた。
 同期間の年代別の感染者数は全54人中、20代が17人で最も多く、30代が12人、10代が5人。10~30代で全体の63%を占めている。地域別では、市川市が12人、船橋市と松戸市がいずれも8人、浦安市が7人などで、東京に近接する東葛地域で8割以上を占めた。

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