普天間所属のオスプレイ 相模原上空「転換モード」 監視団体「危険な行為だ」

2020年7月3日 07時14分

プロペラを斜めに傾けた「転換モード」で飛行するオスプレイ=6月29日午後5時50分ごろ、相模原市南区で(リムピース提供)

 基地監視団体「リムピース」は二日、普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に所属する米海兵隊の輸送機MV22オスプレイ四機が六月二十九日に厚木基地(大和市、綾瀬市)に飛来したと発表した。このうち一機はプロペラを斜めに傾けて飛ぶ「転換モード」で相模原市上空を飛行していたとし、「日米合意に反する危険な行為だ」と非難している。
 同団体によると、転換モードで飛ぶ一機は、厚木基地から約七キロ北の相模原市の住宅地上空で確認した。オスプレイの運用について日米合意では、転換モードでの飛行を禁止していないが、飛行時間を「可能な限り短くする」としている。
 金子豊貴男共同代表は「転換モードは離着陸の際、基地内上空で行われるケースが多い。基地から七キロも離れた場所で転換モードにするのは、飛行時間を短くするとした日米合意に違反している」と主張した。
 また、オスプレイの墜落事故は「横風を受けるなどして機体が安定しない転換モードの時に多い」と指摘し、「人口密集地の上空で危険な飛行をするのは理解しがたく、許せない」と話した。
 オスプレイの飛来について、県基地対策課は「国から事前に飛来の通告はなく、防衛省に問い合わせている」とした。 (曽田晋太郎)

関連キーワード

PR情報