一点物の落札チャンス カジュアルアートオークション

2020年7月3日 07時29分

昨年、大阪でリアルに開催したオークションの様子。今回はオンラインで行う=Casie提供

 新型コロナウイルスの影響で表現の場を失ったアーティストたちを救いたい、とネット上で気軽に参加できる「カシエ カジュアルアートオークション VOL・3 WITH モバオク」が24〜26日に開催される。現在、出品作品を募集中(5日まで)。特設サイトで応募を受け付けている。
 現代アートのサブスクリプション(定額制)サービスを運営するCasie(京都市)が、オークションサービスを運営するモバオク(東京都渋谷区)と共同開催するもの。Casieは、作品や画家の知名度に関係なく一点物の原画を定額でレンタルできるサービスで注目されている。作品は無料で保管し、レンタルされれば作者に報酬を支払うため、アーティスト支援にもなっている。同社の藤本翔社長の亡父が画家で、絵だけで食べていくことの難しさを知るからこそ、思い付いた事業だ。
 同社には毎月、登録アーティストから数多くの個展開催案内が届く。それがコロナ禍で続々と中止に。発表の場も販売の機会も失ったアーティストを助けたい思いが募り、初の完全オンラインオークションを企画。過去2回、京都と大阪でリアルなオークションを開催しているので「VOL・3」が付いている。
 今回は出品手数料は無料、作品の撮影、落札者への送付も請け負い、落札金額も100%アーティストに還元する。すでに審査を通過して出品が決まったアーティストは10〜80代と幅広い。出品数は100点を予定。
 前回の平均落札価格は2万5000円だった。確かにカジュアル。一般参加者にとっては世界に一つだけの作品を落札するチャンスだ。 (村手久枝)

出品も参加希望も受け付け中の特設サイト画面

◇オークションへの出品応募も、落札側の参加希望も特設サイト(https://casie.jp/cca3)で受け付け中。

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