池袋全ホストに「PCR検査受けて」 豊島区、「夜の街」感染に危機感

2020年7月4日 06時00分
 新型コロナウイルスの感染が東京都豊島区の繁華街・池袋などで拡大していることを受け、高野之夫区長は3日、池袋にある全ホストクラブの従業員にPCR検査の受診を呼び掛ける考えを示した。同日、区内で行われた区や関係機関、商店街、事業者団体などによる感染防止大会で明らかにした。
 池袋保健所によると、区内では6月下旬ごろから感染者が急増。24日から1週間の区内の新規感染者45人のうち、半数がホストクラブなどの「夜の繁華街」の関係者だった。年代別では20代(47%)と、30代(29%)が4分の3を占めた。
 高野区長はこの日の大会で、池袋のホストクラブ経営者に2日に集まってもらい、「感染が不安だ」「スタッフの体調管理の方法は」といった意見を聞いたと説明。「第一歩として全従業員に検査してもらい、接待を伴う飲食店にも対策を広げていく。情報開示しなければ、感染者数の発表だけでは区民は不安を払拭できない。今後、詰めていきたい」と話した。
 区内では、池袋のホストクラブ1店で感染者が確認された。区は3日から、池袋のホストクラブに順次連絡し、検査受診を呼び掛け始めた。(中村真暁)

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