<都知事選>高校生は誰選ぶ? 都立井草高で模擬投票

2020年7月4日 07時19分

模擬投票に参加する生徒たち=練馬区の井草高校で

 練馬区の都立井草高校(上石神井二)と区選挙管理委員会は三日、同校で、都知事選(五日投開票)の模擬投票を行った。投票を体験して、高校生に主権者意識を高めてもらうのが狙い。実際の投票所で実施される新型コロナウイルス対策も講じられた。(三輪喜人)
 投票は参加自由。全校生徒八百二十人のうち約二百四十人が、校舎内に設けられた臨時の投票所を訪れた。本物の投票箱一つと、十個の記載台があり、記載台は通常、二人で一個を使うが、間隔を空けるため一人で使ったり、出入り口に消毒液が用意されたりした。
 生徒たちは、事前に選挙公報や新聞記事などを読み、都知事選の候補者の名前を用紙に書いた。投票結果は、都知事選の投開票後に明らかにするという。
 東京五輪・パラリンピックを楽しみにしていた三年の池本翔真さん(18)は「経済にも影響があると思うので五輪は中止してほしくない。実現できるか疑問に感じる公約を堂々と掲げる候補者もいるので、無難な人に入れた」と話す。二年の黛(まゆずみ)果歩さん(16)は「若者の未来が見える人を選んだ。若者の発信する場を増やしてほしい」と話した。
 同校では、二〇一二年から国政選挙や都知事選で模擬投票をしてきた。担当した武藤亮・主幹教諭(62)は「本物の候補者に投票するので、生徒たちは人ごとから、自分ごとになる。模擬投票は、これからの東京を真剣に考える場になっている」と話した。

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