大型スコアボード披露 市硬式野球場大改修が終了、外野を高麗芝など魅力的に 足利市

2020年7月5日 07時54分

野球場の改修を祝って開かれた全足利とSUBARUの交流試合=足利市で


 足利市の市民球団、全(オール)足利クラブの本拠地で、六十五年の歴史がある市総合運動場硬式野球場(同市田所町)の大改修が終わり、四日、市民にお披露目された。電光掲示化で「北関東屈指の発色」と市が胸を張る大型スコアボード、緑が映える外野全面張り替えの高麗芝など、魅力的なボールパークに生まれ変わった。(梅村武史)
 この日は同市の野球、ソフトボール関係者や一般市民ら約五百人が完成を祝い、全足利と群馬県太田市の社会人チーム「SUBARU」の交流試合も行われた。
 大改修の目玉は一億七千万円を投じた横幅約一六・五メートルの大型スコアボード。最新発光ダイオード(LED)による高解像、高コントラストが特徴で、イニングスコアや出場選手名からスピードガンで測った球速まで一面で表示できるフリーボードタイプになっている。動画にも対応しており、音響機器を追加すれば映画上映も可能という。「映像のまち」を推進する和泉聡市長は「将来の発展的活用も検討したい」と語った。
 総事業費は二億七千五百万円。国や県の補助金計一億九千万円を活用した。その他の改修点は、多目的トイレの新設、ベンチ椅子の交換など。
 同球場は一九五五年完成。両翼九十八メートル、センター百二十二メートル。二〇二二年の第77回国民体育大会(いちご一会とちぎ国体)で、ソフトボール少年男子の試合会場に決まっている。
 全足利は、プロ野球千葉ロッテで活躍した岡田幸文さん(現・栃木ゴールデンブレーブスコーチ)らを輩出した名門クラブチーム。ナインは月曜を除く週六日の夕刻、同球場で練習している。
 十七〜十九日には同球場を舞台に公式戦「第61回JABA足利市長杯大会」が開かれる。全足利の椎名博士監督は「素晴らしい球場でありがたい。市民に恩返しがしたい」と躍進を誓った。

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