室内で履ける下駄考案 沼田の丸山下駄製造所 創意工夫でてこ入れ

2020年7月7日 07時42分

室内用げたを手にする丸山勝美さん(左)と高橋枝里さん=沼田市鍛冶町で

 沼田市鍛冶町でげた製造販売を営む丸山下駄(げた)製造所は、室内履き用の「平ら下駄」と、足のストレッチができる「リフレッシュ下駄」の販売を始めた。新型コロナウイルス感染症拡大の影響で花火大会や夏祭りの中止が相次ぎ、和装に似合うげたの需要が減る中、てこ入れを図ろうと考案した。
 平ら下駄は、げたの歯や底にゴムを貼り付け、金具を使わないようにして、床が傷ついたり、滑らないように配慮。特に女性用のげたは、指の間を開かせて血行が良くなるよう、鼻緒を通常の三倍の太さに。着物柄の和紙も貼り付け、華やかなデザインにした。
 リフレッシュ下駄は、後ろ側の歯を低くし、アキレス腱(けん)やふくらはぎがよく伸びるように工夫した。
 考案したのは、げた職人歴六十七年の丸山勝美さん(82)と、弟子で沼田市の地域おこし協力隊員の高橋枝里さん(31)で、二人三脚で手作りしている。丸山さんは「ぜひ室内でもスリッパ代わりに履いてほしい」と話す。
 いずれも五千円。裏のゴムが減った際には、同製造所が修繕する。インターネットや電話で注文に応じている。オンラインショップは、https://minne.com/@yamanohotori
 問い合わせは丸山下駄製造所=電0278(23)1728=へ。(池田知之)

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