東京のコロナ入院患者2週間で2倍 宿泊・自宅療養は258人

2020年7月7日 23時15分
 東京都は7日、新たに106人の新型コロナウイルス感染者が報告されたと発表した。感染者が100人を超えるのは6日連続。感染者の増加とともに都内の入院患者も連日増え続けており、7日時点では427人と、最近の2週間で約2倍になった。

東京都内の新型コロナ入院患者数の推移


 入院患者数は、都が感染状況を評価するためのモニタリング項目の一つ。5月25日の緊急事態宣言解除後、一時200人余りに減ったが、1日の感染者が再び50人を上回った6月下旬ごろから増加傾向に転じた。2週間前の6月23日の入院患者は、225人だった。
 都内の感染者は現在、無症状や比較的軽症の20~30代が中心で、ホテルや自宅で療養するケースが多い。若者は感染しても約8割が軽症・無症状とされ、1日100人超の感染者が報告されても、入院するのは一部にとどまる。ただ、重症化リスクが高い高齢者に感染が広がれば、入院患者の急増が心配される。
 都によると、医療提供体制が逼迫していた4月28日時点での入院患者数は約1800人だった。現在は1000床の病床を確保しており、都は「現時点では医療提供体制には余裕はある」と説明。入院患者の増加に備え、確保病床を計3000床まで拡大するよう医療機関に準備を要請している。
 一方、都は宿泊療養用のホテルを2カ所、計400人分確保。7日時点で162人が利用している。自宅療養は96人。
 7日の新たな感染者106人は75%が30代以下。感染経路不明・調査中は47人。累計の感染者数は6973人。死者の報告はなかった。(岡本太、松尾博史、小倉貞俊)

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