外に出られないよう「ソファでふさいだ」 蒲田3歳女児死亡

2020年7月9日 10時54分
警視庁蒲田署に入る梯沙希容疑者=7日午後

警視庁蒲田署に入る梯沙希容疑者=7日午後

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 東京都大田区蒲田の自宅で3歳の長女を置き去りにして死亡させたとして、保護責任者遺棄致死容疑で逮捕された母親のかけはし沙希容疑者(24)が「居間の間仕切りを閉めてソファでふさぎ、外に出られないようにしていた」と供述していることが、捜査関係者への取材で分かった。長女は置き去りにされた8日間、居間に閉じ込められたままだったとみられる。
 梯容疑者の自宅はマンション1階の1DKタイプ。長女の稀華のあちゃん(3つ)は6月13日午後、玄関を入って台所の奥にある広さ6畳の居間のマットレスの上で、心肺停止の状態で横たわっているのが見つかった。
 捜査関係者によると、梯容疑者は「居間にはお菓子やパン、お茶などの食料を置いていた」と話しているが、司法解剖の結果、稀華ちゃんは死後2、3日が経過しており、胃の中は空だったという。
 梯容疑者は、台所と居間の間にある可動式の間仕切りを閉め、台所側からソファで押さえて、稀華ちゃんが外に出られないようにしていたとみられる。調べに対し、「娘が台所の包丁に触れたら危ないと思った」と閉じ込めた理由を説明しているが、警視庁捜査一課は育児放棄が発覚しないようにしていた可能性があるとみている。
 梯容疑者は稀華ちゃんと2人暮らし。勤務先の居酒屋で知り合った交際男性に会うため、7泊8日の日程で6月13日まで鹿児島県を訪問。その間、稀華ちゃんを1人で自宅に置き去りにして飢餓と脱水で死亡させたとされる。

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