<新型コロナ>日原鍾乳洞が再開 台風19号被害で閉鎖

2020年7月10日 06時41分

日原鍾乳洞の入り口前で「感染症対策をして来てほしい」と話す原島二三和さん=奥多摩町で

 昨年十月の台風19号による被害で閉鎖していた奥多摩町日原(にっぱら)地区の日原鍾乳洞の一般公開が九日、再開された。鍾乳洞を管理する地元団体「日原保勝(ほしょう)会」事務局長の原島二三和さん(56)は、九カ月ぶりの観光客受け入れに「待ちに待った瞬間」と喜んだ。
 日原鍾乳洞は都の天然記念物で、関東で随一といわれる規模を誇る。洞内の気温は年間を通じて約一一度で、夏に人気の観光スポットになっているが、台風19号で停電し、照明設備が損傷。町中心部と鍾乳洞を結ぶ日原街道も一部崩落し、車両通行止めになったため、閉鎖が続いていた。
 日原街道は仮設道路が整備され、通行止めは五月に解除。作業車両が通れるようになり、鍾乳洞の設備も復旧した。周辺の日原森林館と日原ふるさと美術館も十一日に再開する予定。
 都内の新型コロナウイルスの感染者数が増加傾向にあることから、原島事務局長は「人が多い正午〜午後三時ごろの時間帯をなるべく避け、マスク着用や手洗いの徹底など感染対策をして来てほしい」と呼び掛けている。
 入場料は一般八百円、中学生六百円、小学生五百円。問い合わせは日原鍾乳洞=電0428(83)8491=へ。 (林朋実)

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