<新型コロナ>蔵前の劇団「イッツフォーリーズ」 活動再開、来月の本番へ試演

2020年7月10日 06時44分

「はじめて王国」の試演。関係者がマスクを着けて鑑賞した=台東区で

 新型コロナウイルスの影響で舞台を休止していた台東区蔵前に拠点を置くミュージカル劇団「イッツフォーリーズ」が本格的な活動を再開した。先月二十六〜二十八日には、八月に延期した絵本の世界観を表現した新しい形のライブを蔵前の稽古場で試演。感染防止を図りながらの公演の在り方を確認し、本番に向けて稽古を続けている。 (井上幸一)
 公演名は「Bookライブ『キeク(キーク)』〜本をキク、音をキク〜」。「森が海をつくる」「ひとあし ひとあし」「はじめて王国」という三冊の個性的な絵本を基にした各約一時間の舞台で、本のイメージを映像で投影し、それぞれ四〜五人の出演者が、歌、朗読、せりふ、ダンスなどで、観客を絵本の世界に導いていく。
 音楽監督は、詩人の谷川俊太郎さんを父に持つジャズピアニストの谷川賢作さん。延期前の公演日程で試演し、検温をした劇団の関係者だけが、間隔をとった座席でマスクを着けて鑑賞した。
 初日は、「はじめて王国」を上演した。谷川さんはピアノなどの演奏を担いつつ、ロバの鳴き声なども担当。客席と一体となる演出に、〓屋友紀子プロデューサーは「音楽、文学、絵画と、それぞれが発するメッセージをひっくるめた舞台になる。コロナで自粛が続いていたが、あらためて芸術の素晴らしさを伝えられたら」と手応えを話す。
 八月十一日〜十六日、新宿区山吹町のパフォーマンススペース「絵空箱」で本公演をする。完全予約制で、七十席の会場を各回三十五席に限定。三千八百円(二十五歳以下二千八百円)。問い合わせ、申し込みは、オールスタッフ=電03(5823)1055=へ。
 試演は、動画撮影して編集、八月の本公演後に公開する予定という。
 ※〓は土の右上に点

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